検察の上告断念
一審を不服として、検察も弁護側も控訴し、二審の判決が一審と同じでした。そういう場合、当然、検察は一体であるはずなので、二審は不服であるはずですが、最高裁への上告をしないという判断がありました。

<耐震偽造>東京高検、ヒューザー元社長の上告を断念(毎日新聞) - Yahoo!ニュース


<耐震偽造>東京高検、ヒューザー元社長の上告を断念

3月23日20時48分配信 毎日新聞

 耐震データ偽造事件で詐欺罪に問われた販売会社「ヒューザー」(破産)元社長、小嶋(おじま)進被告(55)に対し、1審に続いて懲役3年、執行猶予5年を言い渡した東京高裁判決(6日)について、東京高検は23日、上告しないと発表した。検察側は実刑を求めていたが、渡辺恵一次席検事は「明確な上告理由がない」としている。無罪主張の弁護側は既に上告している。

明確な上告理由がないのなら、そもそも、控訴する理由もなかったのでは?

弁護側は、無罪を主張しているので一貫しています。

事実関係については、ほとんど争われていないと思います。その事実の位置付けだけが問題になっていて、一方に極端に解釈すると検察の主張になりますが、逆の方向に解釈すると弁護側の主張になります。

結局、裁判所の判断は、「被告も被害者」であるが、「弱い故意」があったという判断。

小島社長の行為は、被害を与える行為であったことは間違いがありません。しかし、騙しとったといえるかどうかは、あの状況を考えると、微妙だと思っています。

そういう微妙な状況でも、免許をうけて事業をしていることも考えると、細心の注意を払うべきで、そういう方向で取り締まる法律があれば、確実に処罰できると思います。今後を考えて、そういう法律を整備するべきかもしれません。
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by gskay | 2009-03-24 07:23 | 真相 構図 処分