非公表
これまでの公表の方針と微妙に異なっていると思います。責任のある建築主を追いつめたところで、何も解決しないどころか、泥沼にはまって行きます。経験からそれを学んで、あえて非公表にしているのでしょうか?

以下、引用です。

asahi.com 東京のマンション耐震偽装 姉歯元建築士が構造計算


2006年03月29日19時33分

 耐震強度偽装事件をめぐり、東京都大田区は29日、姉歯秀次元建築士が構造計算を行った区内の分譲マンション(9階建て、32世帯)の耐震強度が基準の1を下回る0.59だったことが新たにわかったと発表した。姉歯元建築士が関与した偽装物件は全国で98件目となる。

 建築主は区内の不動産業者で、建築確認は日本ERIが行い、03年に完成した。区は「建築主が銀行の融資が受けられなくなるなど再建計画に影響が出る恐れがある」として業者名や建物名を公表していない。
 再計算の結果、27日に強度が確定し、区が居住者に報告した。不動産業者は建て替える方針で、買い取り額などについて居住者と協議中という。

引用の中で、特に、「建築主が銀行の融資が受けられなくなるなど再建計画に影響が出る恐れがある」というコメントは、これまでの理不尽な対応に比べ、前進が見られるような気がします。

建築主にしろ、施工にしろ、設計にしろ、監理にしろ、検査にしろ、追いつめるという方法は、責任追及としては、うまいやり方ではありません。後始末の責任までつけさせることこそ必要です。そのためには、金融機関等からの融資はもちろん、事業の継続も重要だと思います。

どういう会社のどういう物件かは、区の配慮を尊重し、詮索すべきではないと思います。魔女狩りはこりごりです。住民などが、不利益をこうむる状況になった時に、目を向ければいいことです。

冷静に処理されていくことを望みます。少なくとも、マスコミなどにもみくちゃにされ、可能なものも、引き裂かれるという構図にはなって欲しくないと思います。住民も近隣住民も困るだけですから。
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by gskay | 2006-03-30 22:44 | 揺れる システム