それだけ?
この1週間で、一番びっくりだったのは、NHKスペシャルでの、この構造計算で、減らされてしまった鉄筋やコンクリートの値段の試算。1軒あたりにすると、たった、それだけという額でした。

この週は、宿泊した友達の件で、コメント欄で叱られ、国の「支援」がさらに変更と、ストレスを感じることが多かったような気がします。

宿泊については、リスクの評価の問題を提起できればいいと思いました。しかし、結局、私の態度がけしからんという話に落ち着いてしましました。リスクのことをコメントするのは少数だったことには、反省しました。意図が伝わっていないと思いますが、それは、私の表現力や分析力、説得力のなさが原因でしょう。ただ、「退去勧告」の意味については、区からの説明と、コメントをくれた多くの方々の捉え方にはギャップがあるように思いました。

国の「支援」には、もともと、位置づけややり方に違和感を感じていました。最初の発想にこだわり続けると、今後も対応は、私たちにとっても難しい問題として残されて行くような気がします。あるいは、今後の別の物件への対応にも足かせになる苦しい前例になってしまうような気がします。

自治体レベルでは、国との間に差があるような気がします。自治体同士も、バラバラです。ただ、神奈川での対応と、東京での対応は、一見すると正反対のようですが、いずれも問題の核心に対してストレートにアプローチしているように思います。何を重視するのかという違いがあるだけだと思います。

素早い行動を取った側から、全マンションの安全性を評価していこうという壮大な方針を打ち出された事を、非現実的だと笑うことはできないでしょう。それほど、重要な事態だと思います。

一方で、慎重な立場をとっていた側からは、実際の問題として、このマンションの退去後の仮住まいまで用意して終了ではなく、時期を区切って建て直し等の計画を明確にする必要が有るという主張。これも正しいと思います。それが、個人の負担も社会の負担も軽くするからです。同時に示されている、民民の関係への節度をこえた公的介入に対する疑念も、当然だと思います。

それに比べると、国の対応は、場当たり的で、解決にはつながりにくいように思われます。「支援」の是非の問題にも、いろいろな意見があるようですが、当事者としても受入れるのが難しい対応だと思いました。

ところで、減らされてしまった鉄筋やコンクリートの値段が試算され、衝撃を受けました。

1軒あたりになおすと、たったそれだけという印象です。この部屋のために支出した諸費用や、消費税よりも安いのではないかと思われます。

実は、安全は、誠実であれば、大して高いものではなかったのですね。ショックです。

たった、それっぽっちの額だったなんて。

また、この額では、ヒューザーの「安くて広い」の「安さ」の理由にはならないとも思いました。その額では、「破格」の値段とやらは実現できないでしょう。

NHKが、ほんの少しだけ「ガラス張り」にしてくれただけで、マンション価格の常識がガラガラと崩れてしまったような気がします。

もうひとつショックなことがあります。私が誰か、このマンションでばれてしまいました。こっそり、個人的な意見を、好き勝手に書くブログから、また一歩離れてしまいました。

ひどい意見を、いっぱい書いているので、肩身がせまいかも……。
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by gskay | 2005-12-18 20:27 | 真相 構図 処分