つながり
レビューありがとうございました。自分のブログについてレビューを頂けることを、とてもありがたいと思います。

信頼関係は数珠繋がりであり住む人の為になるにはどう配慮して設計をし、施行をするかに繋がるのではないでしょうか。
(有)コラムデザインシステムのコラム:「揺れるマンション」顛末記 サイトについて (http://columndesi.exblog.jp/tb/1562279)より引用

信用できる珠だけをつないで、数珠つなぎができて欲しいと思います。しかし、数珠に、信用できない珠や、要らない珠が入っていても、それを選り分けることができないと感じています。

できれば、数珠で間接的に繋がるのではなく、関わってくれる全ての人との直接の信頼関係を結んでおきたいと思います。でも、それは、難しい。

そこで、信頼関係の数珠つなぎを作っているのがデベロッパーやゼネコンなのかと思います。大きな事業を統括するというのは、重要な仕事だと思いますが、その辺の信用の問題だけで片付けてはいけないと思います。

追加工事などで会った職人さんたちとは、繋がっていると意識することができました。しかし、引き渡される前にこのマンションの工事に関わっていたほとんどの人たちとは、私は繋がっていると意識していなかったと思います。

これは、ひょっとしたら、逆に、仕事をしている人たちも、繋がりを意識できていないのではないかと思います。極端にいえば、事業の全体像の中での自分の位置づけや責任を認識することさえ困難なのではないかと思います。

そんな関係だからこそ、「信頼関係の数珠繋がり」を強調する必要があるのかもしれません。

完璧ではないにしても、食べ物のトレーサビリティーが確保されつつあります。

そういえば、ホテルでは、ベッドメイキングをしたメイドさんのサインを見かけます。

そうした「つながり」の意識は、「防止システムを作っても運用は人によります」という「人」に対する大きな動機付けとなるような気がします。防止システムに限らず、「人」が鍵だと思います。そして、いい建物が、生まれる原動力になって欲しいと思います。

このことは、大勢の方が、様々な表現で指摘していることですが……。

建築と言うもの作りの仕事は、本来やりがいのある仕事であるばかりか、たくさんの人々が関わる巨大な産業です。

「信頼関係の数珠繋がり」は、信頼できる業者を抱えたデベロッパーやゼネコンが信用を高めることによって達成されるのではなく、そこに関わる人によって実現されるのだと思います。

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ところで、もう一点、「身の丈」の件は、状況に合わせて、少し考えが深まりました。「共同住宅」というものを分譲によって購入するうえで、とても重要なポイントです。

それは、一緒に管理組合を構成する同じマンションの住民の存在です。自分だけで浮かび上がろうとしても無理です。これは、一戸建てとは大きく異なると思います。

しみじみ、一緒に浮かび上がれそうな人たちと一緒で良かったと思っています。そこまで含めて「身の丈」を考えないといけないように思います。

あの時は、「とりあえず、自分は平気」というレベルの主張でした。今は、同じマンションの人たちが、しっかりしていて良かったと思っています。これは、住んでみないとわからないことで、自分の「身の丈」をわきまえているつもりだけでは解決しない大問題だと思います。

こちらも、重要な「つながり」です。

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以前、歌田明弘の『地球村の事件簿』 「マンション購入者・自己責任説」はなぜ生まれたかで、レビューして頂いたことがありました。

レビューして頂くと、とても啓発されます。
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by gskay | 2006-04-03 23:08 | 揺れる システム