代表辞任
民主党からの対応には、はじめのころから、あまり期待できないと、何となく思っていました。本当は、何となく思っていたのではなく、はっきり思っていたかも?

耐震強度偽装に関して、究明サイトは、頑張っていると思いました。しかし、表立った肝心なところで、ピントがずれていると感じていました。

最初にがっかりしたのは、対策本部の現地調査と、代表の視察(党国土交通部門、耐震強度ねつ造問題に関し、現地調査を実施)です。せっかく対策本部を立ち上げ、その現地調査なのに、賃貸物件やホテルを視察先に選んでしまいました。

分譲マンションの問題と、賃貸物件やホテルでは、問題の影響が異なってきます。

あの時点で、民主党はそれをわかっていたのか疑問です。

理解したのは、随分、遅れていたように思われます。(今でも、本当にわかっているか、心配ですが……)

一方の与党は、ぬかりなかったように思います。(比較の問題にすぎないかも知れませんが……)

追及の方は、政治家と業者の癒着の問題については、随分と頑張っておられたようですが、それで、どうなったんですか? (それは、それで、大事だとは思いますが……)

氷山の一角という深刻な事態を、随分と矮小化して取り上げていたような気がします。

直接の責任や直接の影響を取り上げ、将来に備えることができていないように思います。

民主党は、火事の最中に、悪者や黒幕、陰謀を論じることはできるが、火事は消せないと残念に思いました。むしろ、消火活動の足を引っ張っていたかも?

政治的な打算が空回りしています。

民主党には、人材がいることを知っています。充分な見識や経験をもった人材が、どの分野についても揃っていると思います。それが、全く実力を発揮していないと思います。

アンチ与党を主張したり、与党の不正を追及するのは、いい加減にして欲しい。

実力と可能性を、政治的打算抜きで具体的な形で披露するところからはじめなければならないと思います。にもかかわらず、四つの問題という絶好の機会を逸してしまったように思います。

これまでの民主党の執行部の方々の対応は、一流の”政治家”とは到底いえず、一人前にさえ、程遠かったと思います。

政治を食い物にしている”政治屋”よりもたちが悪い「政治ごっこ」だったのかなと思います。

「政治ごっこ」という火遊びの後始末は、大変だと思います。

四つの問題の最初の問題としてこの問題が発覚し、当事者となったときから、民主党の動きに注目してきました。これだけ、残念に思うことが重なっているのに、「人材」を知っているためか、今まで以上に期待します。

ただ、「党」への期待というより、その「人材」への期待です。

「これまでの党」にはがっかりさせられましたが、「これから」です。
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by gskay | 2006-04-05 11:52 | 政治と役所と業界