事情聴取
久しぶりの話題だと思います。見出しを見た最初の感想は、「まだ、していなかったの?」。

耐震偽装、小嶋社長来週にも聴取…詐欺容疑も視野(http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe5500/news/20060414it02.htm)


 耐震強度偽装事件で、警視庁などの合同捜査本部は13日、強度不足のマンションを販売していた開発会社「ヒューザー」(東京都大田区、破産手続き中)の小嶋進社長(52)から、来週中にも事情を聞く方針を固めた。

 同社は、分譲マンション「グランドステージ(GS)藤沢」(神奈川県藤沢市)の強度偽装を知りながら購入者に引き渡した疑いが持たれている。

 捜査本部は、「木村建設」(熊本県八代市、破産)とコンサルタント会社「総合経営研究所(総研)」(千代田区)がかかわったホテルルートと合わせ、詐欺容疑での立件を視野に捜査を進めている。

 関係者によると、ヒューザーは昨年10月25、27の両日、民間の指定確認検査機関「イーホームズ」(新宿区)から、姉歯秀次・元1級建築士(48)が構造計算書を改ざんしたとの指摘を受けた。27日の会議には、小嶋社長も出席していたが、翌28日には、姉歯元建築士が設計にかかわったGS藤沢の物件17戸を顧客に引き渡していた。

 捜査本部では、姉歯元建築士やイーホームズの関係者らからの事情聴取を進めた結果、GS藤沢の物件を引き渡した当時、ヒューザー側が、姉歯元建築士が設計したマンションは強度が偽装されていたと認識していた疑いがあると判断、小嶋社長や同社幹部らから当時の状況について事情を聞くことにした。

 GS藤沢を巡っては、東京都も今年2月、耐震強度の偽装を知りながら買い主に引き渡したとして、ヒューザーと販売代理会社「ジャスティホーム」(大田区)を宅地建物取引業法違反で免許取り消し処分にしていた。

 一方、捜査本部は13日から、姉歯元建築士が構造計算書を偽造した奈良市のビジネスホテル「サンホテル奈良」(12階建て)を検証するなど、木村建設が施工し、総研が開業を指導したホテルルートの捜査も進めている。捜査本部では、両社が強度偽装を認識しながら、ホテル建設にかかわっていた詐欺の疑いもあるとみている。

(2006年4月14日6時0分 読売新聞)

てっきり一連の問題全体にかかわることかと思って、内容を読むと、発覚後の引き渡しの件のようです。そこは、耐震偽装にとっては枝葉の部分で、自分には直接的な関係はない部分です。

事実関係については、容疑の通りだろうと思います。事実についての部分では、争う余地はないように思われます。潔い態度で、余計な時間や手間をかけて欲しくありません。

しかし、その行為に対する法的な解釈は、議論の余地があるように思われます。宅地建物取引業法には、このようなケースの想定がないものと思われます。ただ、すでに、免許取り消しという処分が行われており、議論らしい議論もきかれなかったように感じました。関係している人の間では、見通しは、はっきりしているのかもしれません。

なお、引用した記事では、総研、木村建設がてがけるホテルのケースも一緒に報じていて、紛らわしいと思いました。
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by gskay | 2006-04-14 08:57 | 真相 構図 処分