ガラス張り
ヒューザーを、もっと応援したい気になりました。

社長名で、ちょっと、文法的に変な手紙を頂戴しました。書き直してあげたい気持ちになりますが、少し慣れてきました。一読で意味がわかるようになってきました。

この会社の理念であるコストを下げて、広いマンションを安く提供して行こうと言う方向は、間違いではないと思います。とはいえ、その前提として、法令遵守は、当然です。

残念ながら、今回はそれが守られていませんが、その原因がどこにあるかという追求は、置いておきます。

この事件を、全く別のエポックにならないかと期待しています。

これまで、マンションの値段が、何で決まっているか、全然わかりませんでした。土地代に、建設費や諸費用があって、売り主の取り分があって値段が決まるのだろうと思います。

この値段に関し、今回、建て替えがうまく実施できる運びになったら、是非して欲しいことがあります。

それは、建設費用を、事細かに公表してして欲しいということです。

釘やネジの一本から、職人さんへの手当、お茶代などの項目まで、事細かに。ゼネコンにまるまる投げてしまうのではなく、徹底的にガラス張りにする。そのガラス張りの会計で、一体、どのようなマンションができるかということを、公開して欲しいと思います。

ヒューザーのやり方が、正しいやり方だったのか、それとも詐欺まがいであったのかは、このガラス張り経理で明らかになるでしょう。

売り主の取り分があるのは当然です。人気があるマンションを開発できれば、その部分が大きくなって当然です。値段はあがるでしょう。しかし、マンションの値段は、不思議なくらい、下方に硬直しているし、値段も企画も、どこも似たりよったり。

ヒューザーは、そこに風穴を開けているような気がして気に入っていました。

もし、公的な融資等が行われた場合、それを誠実に返済するのは当然です。さらに、今回のような社会的な影響が大きい事件で真ん中に居る場合、是非、公的な融資を透明な形で活かして欲しいと思います。

少なくとも、今回の建て直しは、費用をかけずにいかに実施できるかという点が、ヒューザーにとってのポイントであるはずです。それを達成して行く過程を、つまびらかに公開する事は、ヒューザーが目指してきた、マンションの改革に大きな一歩となると思います。そして、ヒューザー自身の中身を社会に問う事になると思います。

もちろん、この企画は、将来のヒューザーを縛ることにもなると思います。しかし、その位のことをしないと、今回の騒動をヒューザーが生き残る事は難しいのではないかと思います。

マンションの値段は、とてもいい加減なものだったと思います。ゼネコンがやっていることも、大雑把すぎたと思います。

安く仕上げなくてはいけないという至上命令がある中で、どの程度のことがやれるのかを、是非、公開実験して欲しいと思います。

もし、これで、建築のコストが世間で知られるようになれば、マンションの値段は、大きく変わり、業界の様子が一変するような気がします。いかに、大雑把な経理で値段が決まってきたかがわかると思います。

ここで明らかになった標準的なコストを基準に、今後はマンション選びができます。標準的な値段を大きく逸脱したマンションを売るには、魅力が必要であり、きっと、魅力的なマンションも増えると思います。
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by gskay | 2005-11-22 22:35 | 揺れる システム