反省
私も含め、人は、自分の損得を他人の損得と比較しないと気が済まないようです。公的資金のことといい、税金のことといい、安物買いのことといい、詐欺のことといい。「他人が得をしているのではないか」、「他人より自分が損をしているのではないか」と疑り、「他人より自分が得をしているに違いない」、「他人の方が損をしているに違いない」と自分を慰める自分がいます。

一方で、不安が、怒りや怨みの言動の引き金に。理性的であろうとすればする程、裏切られます。「自分の立場がはっきりしないという不安」、「未来がみえないという不安」、「思っていたことと違うという不安」、「理不尽だと感じる不安」、「知らないことへの不安」、そして「危険への不安」。漠然とした不安から具体的な不安まで、様々な不安が湧いて来て、苛つきます。ふいに思いもよらない不安に襲われたときに怒りがこみあげ、鎮めたつもりでも怨みが残ってしまう。解決しない限り、エネルギーがたまっていく。不安の原因を直視することで、克服できるのかもしれません。しかし、これが難しい。理性的にみせようとして、ますます不安の泥沼にはまっていきます。誰かに原因をなすりつけたところで解決にはなりません。忘れられないから、不安として残り、怒りや怨みになっていきます。

さらには、本当はよく知らないのに、言葉尻をとらえ、自分の頭の中だけで考えて、思い違いをしてしまう自分。しかも、それを他人に押し付けたい。専門用語に過剰に反応し、言葉に溺れ、暴走し、その暴走を止められない。全体よりも部分にこだわり、問題を単純化しすぎて矮小化してしまう。先入観や思い込みを、事実より尊重する。無批判に、発表や報道の内容を信じるくせに、自分が実際に見ているものや経験しているものを信じない。そして、自分が知らない思いもよらないことを語る人のことを不快に思って、真意を確かめもせず、無視したり、攻撃してしまう。

ズッシリと重いものを抱えて、5週間になりました。様々な気持ちを消し去るのは難しく、酷いといわれるコメントも私の自己反省の材料です。

無関心であった時は、楽でした。そこに戻れるわけではないし、戻りたいとも思いません。

今は、この事態を乗り越えていけると信じたいと思っています。そう信じ続ける力が自分に備わって欲しいと願っています。

コメント欄の閉鎖やこのブログ自体の存続を心配して頂いています。対応は、考えていますが、もう少し、このままにして置きたいと思います。
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by gskay | 2005-12-22 16:48 | 反省とまとめ