破産管財人による中間報告
一連の逮捕により霞んでしまいましたが、ヒューザーおよび小嶋氏の破産管財人による中間報告がありました。うちのマンションの出席した役員さんからの報告がありました。

破産管財人としては、三点に「注力」して、管財業務を進めるそうです。「第一に、迅速かつ最大限の被害救済」、「第二に、一刻も早い危険の除去」、「第三に、建築確認検査に関する訴訟の追行」だとのことです。

第一に被害救済をあげ、資産価値の極大化により、賠償義務を最大限に果たすそうで、速やかな配当との両立を努力するとのこと。また、それにより、「公的支援」を軽減するとのこと。さらに、関係する金融機関、建築会社等に理解を求めています。

第二は、ヒューザー所有の物件についてであり、具体的には、藤沢の物件に加え、建築中の物件の扱いについて言及しています。とりわけ、金融機関に債権者としての立場より、当事者としての立場の取り組みを求めているのとのこと。

第三は、公益的役割を期待される破産管財人の職務と一部と考えているとのこと。ちなみに、イーホームズへの訴訟は、「名誉毀損」はイマイチなので、変更し継続するとのことでした。

また、記者会見やプレスリリースにより情報開示するとのことでした。すでに、この件に関する記事もみられます。

資産についての詳しい報告があり、破産財団の状況が説明されたそうです。慎重に見積もって、現時点の原資は、30億円程度とのことでした。個人的には、想像していたより原資が多くなっていますが、納得いかない資金減少要因も見られます。

訴訟の継続について、購入者の訴訟提起がないことにコメントがあったようです。これは、ヒューザーには、建築主として「あの建築申請をした」という過失があるが、購入者にはそういう過失がないという点を考慮してのコメントではないかということです。検討すべき課題なのかも知れません。
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by gskay | 2006-04-28 23:28 | 損害と回復