代替の指標
分譲のマンションの購入がますます難しくなってしまったような気がします。信頼できる指標も見当たらないように思います。少なくとも構造に関しては、指標らしい指標はないと思います。

これは、監督官庁にも、検査機関にも期待できない問題です。ここが最大の問題です。

あの構造は、「素人でも、一目見ればわかる」という話は、今となっては、非科学的な特殊能力ではないかと思います。かなりの余裕をみた設計か、達人の目であればわかるのかもしれせんが……。

「よく調べればわかったはず」というのは、その通りだと思います。でも、その再計算を費用をかけて行うのが当然だと思っている人は、かなり少ないように思います。再計算で1割も問題があると報じられているのに、少なくとも、事前に、見抜かれて問題になっていたという話もないわけで……。

「安物買い」で済まされるかどうかは、少なくともヒューザーについて、問題の建築士以外の物件の状況を考えると疑問です。残りの物件のコストパフォーマンスを説明できません。

とはいうものの、是非、価格との関係は、明らかにして欲しいところです。その点が明らかにならない限り、再検査で1割も問題が発覚すると報道されている以上、高価なら安心と言う考えは、「お賽銭」以上ではないからです。ただし、地震対策が「免震」になっていたりするなら別かな?

大手の売り主から購入するべきだという主張は、構造については今後、さらに議論の余地があろうかと思いますが、瑕疵担保責任を果たせるかどうかという点では、耳を傾ける価値があるかもしれません。ただ、その大手も、ヒューザー同様に全物件のおよそ4分の1も問題物件を抱えたらどうなることやら?

また、札幌での住友不動産が、どのように瑕疵担保責任を誠実に果たして行くかを見極めない限り、追い風にはなりません。むしろ、買い手にとっては、逆風になるおそれも秘めています。

売り主の規模について言えば、病院選びと似たようなもので、大きい病院だからいいとは限りません。

これぞという指標はないままだと思います。

「社長の顔が気に入らなかったから」とか、「何となく、嫌な感じがした」ということで、「絶対にダメ」と考えて購入を控えた人がいると聞いています。そうした指標が一番納得できる指標かなと思います。ただ、これは、万人に通用しないのが残念です。
[PR]
by gskay | 2006-05-15 22:40 | 反省とまとめ