買い手の視点
あけましておめでとうございます。

元日から仕事です。例年の仕事で、発覚前から決まっていている仕事です。こんな事態になって稼ぎが必要だからという訳ではないのですが、例年より、気合いが入ります。

駅売りの新聞に、この事件をトップに扱ったものがありました。様々な提言がとりあげられているようです。

しかし、買い手ができることに言及したものは少ないように思いました。

記事は、どうしても、責任追及や、規制強化などへの提言が多いようです。売り主や行政の立場への視点が中心です。

確認や検査を強化したり、売り主に保険や保証への加入を義務づけると言うやりかたも大切なやり方だとは思います。これまでの制度を徹底させる意味があると思います。ただ、それだけでは、既存の発想の範囲にとどまるような気がします。

買い手にできることはほとんどないと思われます。買い手は、せいぜい、よく専門家の話を聞く程度のことしかできません。それでは、買い手には積極的な関与は出来ないと思います。

売り主だけでなく、買い手が、自ら保険や保証を利用する制度が必要ではないかと思います。

売り主への保険や保証の加入強制は、上手に行わないと、不透明な形で価格に上乗せされ、ますます、価格の下方硬直を促進しかねないと思います。そして、売り主となる業者の保護という側面ばかりが、強まってしまう可能性はないでしょうか?

これに対し、買い手に必要なリスクの回避の手段を、買い手自身で見つけられる仕組みも必要だと思います。その結果、透明性も高くなると思われます。そして、安全の面でも、価格の面でも満足のいくものができるような気がします。

業者や行政に任せているだけでは、利益追求のために、安全が確保できなくなってしまったという教訓を生かす方法が必要だと思います。
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by gskay | 2006-01-01 14:15 | 揺れる システム