中間配当の見通し
ヒューザーの破産管財人の記者会見で、現在のところの配当の見通しが発表されました。現在までの原資は、決して少ない額ではありません。もちろん、不足ですが……。

これは、破産管財人がとても頑張ってくれているということだと思います。あるいは、意外に、ヒューザーという会社には余力があったということかもしれません。

金額を見る限り、それなりのサポートがあれば、建て替え事業なら実施できたのではないかと悔やまれます。建て替えとか、買い取りとかいうことで、混乱している間に、住民の意思をまとめたりすることができれば、軟着陸も不可能ではなかったのではないかと思います。

とりあえず、この原資での中間配当があるようです。今後、特定行政庁である自治体への裁判の行方次第では、配当はさらに増える可能性が出て来ました。

どうして、ヒューザーを営業不能なところまで追い込まなくてはならなかったのか、疑問のままです。何度も言っているように、ヒューザーが営業不能状態にならなければ、少なくとも私は、破産申し立ての意義はないと考えていました。

あのような「パニック」と「バッシング」がなければ、事情は変わっていたかもしれません。

打つ手が本当になかったのかどうかを再検討してみる必要があると思います。また、今のスキームが本当にベストだったのかを確認すべきだと思います。そして、どういうプロセスでスキームが決まったのかを反省しなくてはならないと思います。

役所の中での決定だけでなく、マスコミの論調や世論の動向についても検証する価値があると思います。

私たちにとっては、今さらです。だからと言って放置するのではなく、教訓を学ばなくてはなりません。
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by gskay | 2006-07-15 00:32 | 損害と回復