資産価値の確保
建て替えによる資産価値については、住民それぞれが思い描いているものが違うと思います。

負担を覚悟の上で価値を高める方がいいと考える住民もいます。しかし、負担を最小限にすることを望み、資産価値は二の次という住民もいます。早く再建に漕ぎ着きたい住民もいれば、時間をかけても良いものを作りたいと考える住民もいます。

最終的な資産価値だけが尺度ではありません。途中に予想される出来事まで、よく吟味しなくてはなりません。

今のところ、様々なプランがある中で、決定的なものはありません。遅れや足踏みはあるものの、再建の目処が立たないという絶望的な状況ではありません。しかし、様々なプランがあるということは、それ自体がややこしい問題です。

そろそろ、どのプランを重点的に進めるかを決めなくてはなりません。ところが、決定的な尺度がありません。総意をまとめるのは難しいと予想されます。これは、手だてがなくなってしまうことに比べれば、贅沢な悩みかもしれません。

総意の元で決断を下すには、「住む」という原点に戻る必要があると思います。損得だけでは決着できません。それぞれの住民が持つ「住む」ということへの考え方に踏み込んだ議論をしなくてはならないような気がします。

これまで、良く考えてみると、「住む」ということにウエイトをおいた具体的な意見の交換は充分ではありません。その議論が糸口を示してくれるのではないかと思います。
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by gskay | 2006-07-18 08:56 | 建て直し