結果の通知
耐震偽装に関連し、非姉歯物件で、木村建設などが関与している物件は、構造計算書などが再調査されました。その結果、「偽装なし」、「耐震強度に問題なし」という結論が出て、問題は姉歯物件だけに限定されました。

これに巻き込まれた関連の非姉歯物件の関係者は、事件の発覚当初から翻弄されていたことと思います。結果として、問題から解放されてはいるものの、様々な不愉快な思いをしたことと思います。

その不愉快さに、当局からの結果の通知が輪をかけたという話を聞きました。

マンションでも横のつながりがあるように、当然、ビジネスホテルの関係者にも横のつながりがあり、通知についても情報交換が行われているとのことです。

そこで話題になっているのが、通知の文章や通知の仕方だそうです。「偽装なし」、「耐震強度に問題なし」という結論を通知しているそうですが、その結論に様々な補足がついていて、「全く御上の疑いが晴れた訳ではないのだぞ」というニュアンスが感じられるというのです。

通知の時も、高圧的で、不愉快だったそうです。一緒に安全性の確保に努力しましょうという態度ではなかったそうです。当局が疑いを持つことは仕方がないとしても、結果が出てからもその態度は許し難いとのことでした。

うーん、その昔、御上の禄を食み、現在も公的な組織に属する身としては、今でもそんな役人がいるとはにわかに信じ難いのですが……。

加えて、「いささかの疑問なしとはしない」というような微妙な表現がちりばめられ、内容がはっきりしない文章のオンパレードだそうです。そこまでは、役人言葉として一般に認知されている現象ですが、その文章の構成が、どの物件についてもほとんど同じ。それぞれの特定行政庁がそれぞれの判断で作成した文章とは言い難いものだそうです。

ひな形があって、コピー・アンド・ペーストで出来上がった文章だと思われるそうです。しかし、そういう変な表現まで、コピー・アンド・ペーストしなくてよかろうという感想だそうです。

「どういうつもりなのか」という疑問が不愉快さを倍増させるというのですが、「そういうつもり」なのでしょう、きっと。

そんな感情に振り回されているより、事件を乗り越え、それを教訓として、しっかり事業を成功させ、いいビジネスホテルやいい建物をもっとたくさん作って下さい。
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by gskay | 2006-08-05 21:19 | 政治と役所と業界