建て替えをめざす管理組合/住民集会へ
今回の耐震偽装事件が公表された時、うちのマンションには、管理組合はありませんでした。当時は、引越が済んでいない住戸もあり、管理組合を発足させるための総会を開く予定さえありませんでした。急遽、住民総会が開かれ、管理会社と相談しながら(尻をたたきながら?)、管理組合が発足しました。

管理組合総会のような決定権をもたない住民集会も頻繁に行われて来ました。当初は、状況の把握が中心で、その後、国のスキームに沿って仮住まいでの生活の再建がめざされました。続いて、損害の回復のために、破産したヒューザーや木村建設への再建の届出や、金融機関等との交渉状況の情報交換が行われて来ました。区からの通知も住民総会の席で行われて来ました。

これまでの管理組合の仕事は、いかに退去し、退去後の無人となったマンションを管理していくかということだったと思います。おおむね、仮住まい生活も安定しました。建物の管理もできることは済ませた状況だそうです。損害の回復については、真っ先に済ませなくてはならない手続きは済まし、今は結果待ちです。

ようやく、いかに建て替えをして行くかということにテーマが移って来ました。これまでも建て替えのことは話し合われて来ましたが、具体性が乏しかったと思います。それが、具体的なものとして感じられるようになってきたと思います。ヒアリングが行われたことで、実感されます。

ところで、マンションを手に入れる場合、計画段階からかかわるということはないと思います。今回は、とんでもないことに巻き込まれたおかげで、マンションを購入し、新居に引越したと思ったら、また転居。そして、新しいマンションの計画スタートと、たった1年の間に集中して経験する事になりました。

管理組合がそのまま建築のための組合になるのかどうかはわかりません。様々なやり方があり、適切なものを選択しなくてはなりません。

マンションを計画段階から作るというのは、古くなったマンションの建て替えをすれば経験できることだとは思いますが、それでもまだ数は少ないと思います。そして、少なくとも、新築のマンションに入った興奮が冷めないうちに、建て替えに取り組むというのは、極めて異例なのではないかと思います。

管理組合/住民集会は出来て1年も経ちませんが、すでに経験は豊富です。とても、濃い密度の経験をしていると思います。具体化のために、頻繁に会合が行われることになると思います。
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by gskay | 2006-08-18 23:59 | 建て直し