ヒューザーの中間配当に向けて
ヒューザーの破産債権について、中間配当に向けた手続きが進んでいます。9月13日には、報道でも取り上げられた債権者への財産状況報告集会が開かれました。代理人を立てているマンションでは代理人が対応し、住民の代表が対応することになっているマンションでは、その代表が対応しました。

そうした状況の進展に合わせて、代表によるヒューザーの債権者集会の報告や、区による自治体の債権についての取り扱いの説明のため、住民集会/管理組合総会が開かれました。

あいにく、出席できませんでした。家内も私も、どうにも日程の調整がつかず、はじめての欠席です(遅刻は、何度もしたけど……)。幸い、協力体制はバッチリなので、会議の内容等はすぐに教えてもらえました。取り残されてしまうのではないかという不安は全く感じませんでした。

その会議で、住民の代表から各戸のヒューザーの破産債権配当予定額の明細が出されたそうです。うちの分は、近くに仮住まいしている方が預かっていてくれて、先日、受け取りました。

認められた金額は、事前に示されていた方針通りでした。特に不満はないので、異議を申し立てたりしないつもりです。もし、異議を唱える場合、10月12日までに破産管財人に申し出るそうです。誤りがあった場合も同様だそうです。

区からの説明は、自治体の債権が認められなかった点についてです。既に支出してる分の取り扱いが問題になるようでした。納税者からの責任追及への批判があるとかないとか。その批判に対しては、民事訴訟における司法の判断に左右される問題なので、区もヒューザーも自らの立場を主張することしかできない状況にあるようです。

助成額減額についての説明は、国土交通省の方針通りのものだったようです。自治体が債権を届け出るにあたって受けた説明と異なる内容が含まれているようにも思いますが、出席していないのでわかりません。債権の届出についての代位の手続きは、国土交通省から具体的な方針が示されていた訳ではなく、各自治体が独自に対応した模様です。それについて、今さら国土交通省が慌てているというような状況のようです。

国の行政上の指導力とか裁量というのは、権限の上でも、能力の上でも、微妙なものだったのだと、しみじみ感じます。「中央から地方へ」という流れを、私は実感していませんでしたが、この件に巻き込まれて、ようやく実感できました。まだまだ過渡的な段階だと思います。実体をともなわないメンツも大切にされているようですし……。ただ、国が枠組みを示す能力は尊重してもいいと思います。また、それを、自治体が独自の判断でフォローしていくという姿勢も好ましいことだと思います。

助成についても、最終的な取り扱いは、自治体が独自に決定することになるように思われます。国土交通省は、いち早く(?)方針を示し、おおかたの自治体もそれを尊重する姿勢を示しており、これで、行政機構としては充分なのではないかと想像します。

(本当は、債権の届出の時に、考えておけばよかったことだけどね)
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by gskay | 2006-09-22 15:23 | 損害と回復