ヒューザーが生き残る可能性
ヒューザーが生き残るためには、法の不備による被害者であるということを、立法府が認める必要があると思います。法令がない以上、行政的には、どんなに議員に仲介してもらって交渉しても無駄であると思われます。

現在、急速に資金繰りが悪化し、さらに、偽造物件が増えてしまった以上、悠長なことは言っていられなくなりました。

もはや、住民は、マンションの自主的建て替えか、泣き寝入りという方向に流れが進んでいるので、あまり、気にする必要はないでしょう。住民は、おそらく、ヒューザーとは、別の方向性を模索し、ヒューザーが生き残り、立ち直った時点で、改めて瑕疵担保責任や損害賠償を請求することになると思います。

もし、資金が多少でもあるなら、それを瑕疵担保責任の履行のために使うのではなく、国家賠償や、イーホームズ、設計事務所に対する賠償請求の元手に使うべきだと思います。

ヒューザーが、無い袖は振れないのは承知済みです。でも、ヒューザーには、生き残ってもらわねばなりません。瑕疵担保責任の請求の相手が消えてもらっては困るからです。

住民とヒューザーの利害は、もともと反対方向に向いているので、早期の建て替えの実現がなくなった今、誰も協力する筋合いはないと思います。また、ここで、買い取り請求をして、ややこしくなるより、自主的な建て替えを目指すことや、泣き寝入りを決め込むことが、さしあたっての方針ではないでしょうか。

万が一、ヒューザーに建て替えの援助が出た場合は、また一緒にやることができるかもしれません。しかし、それは、わかりません。

明らかな法令の不備による被害であるので、何らかの対応はありそうです。それは、立法府での議論を待たなくてはならないと思います。

おそらく、法令があれば、国土交通省は、さっさと行動してくれたと思います。しかし、法令がないため、迷走しているのだと思われます。

さてさて、どうなることやら。これで、ヒューザーの心配どころではなくなりました。でも、将来の補償を考えると、ヒューザーに生き残ってもらうと助かるなぁ。
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by gskay | 2005-11-29 00:49 | 損害と回復