建築費高騰
建替え計画に水を差してくれるのが、昨今の建築費高騰です。鉄筋、鉄骨などの材料の値段が上がっているそうです。加えて、職人さんの賃金が高くなっているそうです。さらに、金利も上昇傾向です。

材料の値段については、国内だけでなく、世界的な視野からの需要の延びから説明されているようです。タイミングが悪いということなのだと思います。

職人さんの賃金についても、需要という要素が大切であるようですが、同時に、職人さんの高齢化や引退と関係しているようです。供給が不十分で、職人さんの取り合いが起こっているようです。

職人さんの賃金については、これまで、デフレやコストカットのしわ寄せが行っていた部分ではないかと想像します。業界の構造は、大してスリムにならなず、末梢にしわ寄せが行っていたため、新規に職人になろうという人も少なく、途中で転職したり廃業した人も居たのだろうと思います。

ところで、金利ついては、建築費が上昇する要因になる一方で、最終的な購入者の住宅ローンにも影響し、借入を抑制する要因にもなると思われます。金利上昇が建替え費用を、単純に押し上げるかどうかはわかりません。借入の負担次第では、建替えへの参加を再考せざるを得ない住民は、私も含めて少なくないと思われます。

建築費が、材料の面でも職人さんの賃金の面でも上がっているのは仕方がないことですが、まだまだ、業界の構造に無駄があるようなので、その部分でどうにかコストを下げられるように工夫した事業が必要になりそうです。また、金利との関係も、無理のない計画を作らなくてはならないと思われます。

建築費の高騰により、少し厳しくなったかもしれないと思います。その分、配慮が行き届いていなかった部分に目を光らせる必要性が増したと思います。新築マンションの購入よりも、シビアです。
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by gskay | 2007-03-09 13:36 | 建て直し