「改正耐震改修促進法」
「改正耐震改修促進法」が、26日に施行されたとのこと。これまでに比べて大きく取り上げられたのではないかと思います。

公共的な建物はともかく、個人の住居では、手軽にできる将来の地震に対する備えは、せいぜい家具の固定や当面の食料や水の確保くらいでした。なかなか、家を耐震にしなくてはいけないというところまで、気がまわらなかったのではないかと思います。

たくさんの震災の事例を見聞きし、必要性はわかっていても、耐震改修という費用のかかる備えに踏み切るのは簡単ではありません。ところが今回、地震への備えに対する人々の意識が大きく変化したと思います。なかなか上げることができなかった重い腰を上げてみようかと言う動機ができたように思います。今後、そこに拡げていけるかどうかがポイントだと思います。

実際の危険性を、正しく理解したかどうかは別として、とりあえず、前向きに地震対策が図られていくと信じたいと思います。

しかし、すぐに耐震化を完成させることはできません。「2015年までに90%に」という目標です。ということは、とても息の長い取り組みになると思います。

今回の耐震への不安は、パニックに近いものがあったと思います。充分に冷静に分析し、正しい共通理解が進んでいるとは必ずしもいえないと思います。一時の感情に流され、いつの間にか忘れてしまうのではないかと心配です。

いかに、この意識の高まりを持続し、行動につなげるかがポイントです。そのためには、もっと正しい理解が必要ではないかと思います。

大きな事件の影で、少し飽きられてしまったような気がします。不毛な悪者さがしで、肝心なことがないがしろになりつつあるような気がします。原点にもどって、大きな目標を再確認する必要があるのだと思います。

耐震にという大きな目標の前では、私のマンションで起きていることは、二次的なものに過ぎないのではないかと思えてきます。(だからといって、ないがしろにされてしまうと困りますが……)
[PR]
by gskay | 2006-01-27 23:49 | 安全と安心