報道発表後
発表時期に大きな事件が重なってしまったためか、共同化再開発による建て替えは、あまり注目されなかったようです。内容については、中央区のホームページに載っています。

平成19年5月30日 グランドステージ茅場町の共同化建替えについて 中央区ホームページ

苦労した方々や、そのことを知っている立場からすると、とても大きな節目であり、もっと取り上げられてもいいのではないかと感じることと思います。内容的にもユニークであるばかりか、将来的にも意義がある節目だと思います。

しかし、あまり注目されず、内容についても広く知られるということには程遠い状況です。それを残念に思っている人もいると思います。

私は、それを仕方がないことだと思っています。そもそも、人々の注目を浴びるには、内容が難しすぎるのではないかと思います。今後、専門家や関係者の間で、じわじわと評価されていくような出来事ではないかと思います。

メディアの狂騒による翻弄を取り返したいと思うこともあります。あれだけ騒いだ事件の続報だし、工夫と努力の末の明るい話題なので、もっと取り上げて欲しいという気持ちもあります。きちんと取り上げてくれれば、苦労した方々へのねぎらいにもなったのではないかと思います。

それを期待すると残念な気持ちにもなりますが、この事件に巻き込まれ、メディアのことを少しわかってきたので、「やっぱり」と思うだけです。

この事業は、メディアに取り上げられるための事業ではなく、あくまで生活を取り戻すための事業です。個人としては、最終的な負担や損害を最小限にすることは重要なポイントです。そして、公共性への配慮を大切にしています。

これらは、いかにメディアに取り上げられ、世間にどのように評価されるべきかということよりも大切なことです。

当初、メディアの狂騒に巻き込まれ、惑わされました。また、メディアの狂騒により、マンションについての情報や、住民についての印象は、事実とは大きく異なるイメージが広く刷り込まれてしまっています。そのことで、不利益がなかったとはいえません。

その不利益は、この節目をメディアでポジティブに取り上げてもらうことで解消できるようなものではありません。むしろ、一面だけを一方的に取り上げられて、思わぬ流れに再び巻き込まれることを恐れます。

また、関心がある人はすでにわかっているだろうし、メディアによって刷り込まれた内容を盲信している人は、もはや新たな情報を受け入れようとしないでしょう。

「すっきりしない」ままですが、一時的に大騒ぎをするメディアとは一線を画し、次の世代にも評価されるような事業をやり遂げ、しっかりとした建物を築くことが大切なのだとあらためて思います。
[PR]
by gskay | 2007-06-15 02:25 | メディアの狂騒