元建築士の証言
ヒューザーの小嶋社長の刑事裁判の証人として、事件を引き起こした元建築士が証言に立ったそうです。

Yahoo!ニュース - 時事通信 - 「鉄筋減らせと求められた」=姉歯被告が初めて証人出廷−耐震偽装・東京地裁


6月15日21時35分配信 時事通信

 耐震強度偽装事件で詐欺罪に問われたマンション販売会社「ヒューザー」元社長小嶋進被告(54)の公判が15日、東京地裁(毛利晴光裁判長)であり、元一級建築士姉歯秀次被告(50)=一審実刑、控訴=が一連の事件で証人として初めて出廷し、耐震偽装の原因は「(施工した)木村建設側から鉄筋量を減らすよう求められたため」とするなど、従来の責任転嫁発言を繰り返した。
 弁護側証人として出廷した姉歯被告は、偽装発覚後の会議での自身の発言について、「はっきりしない。100%の記憶がない」と述べるなど、あいまいな言い回しに終始。自身の控訴審が控えていることを理由に、証言を拒む場面もあった。

あるいは、

Yahoo!ニュース - スポーツ報知 - 姉歯被告 耐震偽装「見る方が怠慢」


耐震強度偽装事件で、詐欺罪に問われたマンション販売会社ヒューザーの元社長・小嶋進被告(54)の公判が15日、東京地裁で行われ、元1級建築士の姉歯秀次被告(50)=1審実刑、控訴=が弁護側証人として出廷した。厳しい質問にも、人ごとのような口調の“姉歯節”がさく裂した。

 事件の根幹にある、構造計算書の改ざんを行った張本人でありながら、悪びれた様子はなかった。10日に50歳になった姉歯被告は、黒いシャッポを手に黒いスーツ姿。髪も伸び、1審の時より顔がふっくらしていた。

 偽装物件名について「あっはい。池上についてはそうですね」「千歳烏山も〜、ハイ、改ざんしました」と軽いノリ。複数ある改ざん手法を「やっぱり一番効き目があるのは地震力の低減ですね」と堂々と説明した。

 また、改ざんを確認検査機関で見抜かれなかったことには「見る人が見ればわかるんですがバレませんでした。見る方が怠慢だったと言う事じゃないんですか?」と衝撃の発言。自身の控訴審に関係しそうな内容には「ここでお話ししたくない」と言葉を濁した。

 姉歯被告は1審で裁判長から「大変なことをしでかしたという気持ちが伝わってこない」と、叱られたことがある。一連の裁判で、姉歯被告が証人出廷したのは初めて。

 また、小嶋被告の弁護団から、事情を聞きたいと希望する文書などを何度か受け取りながら「家から出たくない」との理由で応じていなかったことも明らかに。小嶋被告は上目遣いで、姉歯被告にじっと見入っていた。

と、伝えられています。法廷での実際の発言の詳細はわかりません。

「鉄筋を減らせ」に関しては、しかるべき実力がある設計者であれば実現できたという点で、意義のない発言です。単に、自らの実力不足を明らかにしているに過ぎません。

「見る方が怠慢」に関しては、再計算には、費用も時間もかかるという実態に反します。また、この裁判の証言の中には、彼の構造設計を再検討していながら問題を指摘できなかったという設計事務所の発言もあります。

元建築士は実力不足で、苦し紛れにデタラメな計算をしたに過ぎない事件だったと私は見なしています。強度低下の意味についても、どのように理解しているのか疑問です。

また、「私は正直者です」と言っているうそつきの発言は本当なのか、嘘なのかという問題と同じように考えなくてはならない部分もあるだろうと思います。

それはそうと、報道されている限り、一体、どこが、小嶋社長の詐欺と関係しているのか全然わかりませんでした。
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by gskay | 2007-06-21 13:10 | 真相 構図 処分