ノンリコース
あまり目立ちませんが、意義深いと思います。民主党から出てよかったと思います。

買い主保護のローン制度導入=耐震偽装、法改正へ中間報告−民主


 民主党は15日の耐震強度偽装問題対策本部で、再発防止などのための法改正に向けた中間報告をまとめた。住宅ローンが返済できなくなっても、その物件を差し出せば他の資産に被害がおよばない「ノンリコースローン」を導入し、銀行など融資側に物件の確認を徹底させ、買い主保護を図ることなどが柱だ。
 来月中旬にも建築士法や建築基準法などの改正案を提出する方針で、パブリックコメント(意見公募)などを実施して法案化作業を進める。 
(時事通信) - 2月15日21時1分更新


とりあえず、金融機関の役割が強化され、適正な建築を促進できるものと思います。このアイディア自体は、民主党に限らず考えつくものだと思います。与党も案を持っていると思います。でも、とりあえず民主党が旗を振ってくれたのはよかったと思っています。

ここのところ、様々な局面で、民主党勢は、自ら、ありもしない迷路にはまって、もがいているだけのような気がします。足もとも、目標も見失っているような気がします。

一人でもがいているだけなら、まだましですが、あるところでは、役所を巻き込み、市民を巻き込んでいます。にもかかわらず、別のあるところでは、与党や役所にあしらわれています。傍らには、それを、面白がって見ているマスコミと、そこで、踊らされる国民がいます。その上、そのマスコミと国民に、さらに民主党勢が煽られる始末。

もがく必要はありません。その時が来たら、その時にすべきことをすればいい。その時に下す判断が民主党的であって欲しいと思います。無駄にもがいて目立つことが、民主党的であると勘違いしてはならないような気がします。

野党である間は、「将来」の社会のあり方を根本的に丹念に点検する役割をはたし、実績を積み重ねるべきです。

与党の暗闇という「過去」への追及も大事な仕事であり、政権を得るためには必要かもしれません。しかし、政権を取ってしまえば、役には立たない功績です。そんな「過去」ばかりでは、「将来」を考える上での材料は集まりません。

現状では、与党の問題を明らかにすることで、政権に近付くことがあったとしても、力不足を露呈してしまって、ダメになってしまう気がします。

とはいえ、「ノンリコースと、それに付随する制度」という地味な部分を提案しているのは、学ぶべき「過去」から、きちんと学ぶことができることの証だと思います。注目はされないと思いますが、こういうところが底力だと思います。

ついでにリクエストすると、しっかりとした見識の人を配役し、当面の問題にも、前向きに目を向けて欲しいと思います。どうも、民主党勢は、我々が、冷や冷やする発言を無責任にしてくれます。国会なら、野党だからいいといえばいいのですが、首長の場合は、まずいでしょ。民主党勢が張り切ると、我々の当面の問題の着陸にあたり、上空待機時間が長くなった上に、ハードランディングになって、犠牲が出そうな気がします。

(追記) 06.02.17
国会でもやっちゃってたんですね。
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by gskay | 2006-02-17 10:47 | 政治と役所と業界