神輿
「神輿」は、住みたいと思ったきっかけのひとつです。

江戸の三大祭りに数えられる大きなお祭りがあります。神輿に関しては、この祭りがナンバー1だと言われています。3年に一度、五十基をこえる神輿が勢揃いします。若い頃、同じ地域の別の町に住んでいて、その町の神輿を担いでいました。いつかは、この地域に戻りたいと思っていました。

3年前の前回は、まだマンションが出来上がる前だったので、参加には間に合いませんでした。今回は、仮住まいになっているので、お預けかと思っていました。ところが、町内会の配慮で参加できる事になったと、マンションの役員から連絡がありました。

とてもありがたい話なのですが、私は、出張中で参加できません。残念です。次は3年後で、その時までには、再開発・建て替えも終わっていることと思います。

ところで、神輿をきちんと巡行させようと思うと、多くの担ぎ手と、それを統率する人が必要になります。弁当や飲み物の配慮も必要です。町内会の力が発揮される場面です。

場所によっては、オフィス化が進んでいて、企業の職員が担ぎ手になっていたりするようです。かつて住んでいた人も参加していたりします。さらに、住民の親戚や、職場や学校の仲間など、ありとあらゆる縁をたよりに担ぎ手を集めます。そうしないと、神輿は威勢良く挙りません。

また、神輿は挙って進んでいるだけではだめです。さしあげたり、もんだりという技も披露しなくてはいけません。当日集まったばかりの素人の担ぎ手に、安全にその技をさせるのは簡単ではないと思うのですが、睦の人たちは見事に統率します。

五十以上の神輿がひしめく中、半纏を目印に、町内会が用意した食べ物や飲み物が配られます。同じ半纏を着ているだけで、どういう経緯で参加していようと、この町の人になれます。

神輿がある町に住んでいる人たちは、職場や学校の仲間を「担ぎにおいで」と招待します。その仲間のために、町の半纏を確保しなくてはなりません。「半纏の確保が大変で……」と言うのは、楽しみや誇りです。そして、祭りの夜は、それぞれの家で打ち上げです。

招待されてきた人たちは、ほぼ確実に「神輿中毒」になり、3年後にもやってきます。

広いリビングも確保して、担ぎに来てくれた人の着替えも接待も万全と考え、それを楽しみにしていたんだけど……。

次を首を長くして待つ事にします。
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by gskay | 2008-08-16 02:53 | いろいろ