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麻生新総裁は、昨年の福田前総裁、一昨年の安倍元総裁に比べて、議員票については、最少です。麻生新総裁は、議員票の6割を固めることができませんでした。ただし、地方票は、圧倒的です。
「圧倒的な支持を得て当選した」という表現は、不適切だと思います。もし、議員だけの投票で決まるシステムであったら、決戦投票になっていてもおかしくないくらいです。 地方票が圧倒的であったのは、選挙の方式の影響もあると思います。総取りかドント式かで結果が異なってくるからです。また、地方票で最も注意しなくてはいけないのは、投票総数だと思います。
引用の記事のように、「圧勝」の中身を分析すると、「圧勝」が必ずしも「圧勝」ではないのではないかと感じられます。 地方票で、「雪崩」となった理由は、選挙方式の問題に加え、投票率の低下が重要なようです。投票率の低下は、政党への支持率の低下と関連していると考えるべきではないかと思います。かつて、小泉元首相が橋本元首相を破った総裁選挙は、地方の支持が流れを変えたとされていますが、今回の地方票の結果を、それと同じように解釈することは困難です。 また、議員票が伸びていないという点については、政策についての話し合いが充分でないことが予想されます。話し合いを通じて、妥協点を見いだしながら、支持を固めて来たとはいえないように思います。 この選挙を通じて、党内の結束が固まったと考えるのは、数字の上からは、考えにくいと思います。 議員についても、地方についても、新総裁には安定した支持があると楽観できるような結果ではありません。 ▲ by gskay | 2008-09-23 04:51
安全性について、既存不適格とのバランスを考えるという観点が欠落していたと思います。そこに目をつぶったやり方では、結局、安全な街は、いつまで経ってもできないのではないかと思います。
また、災害における退去と、建築違反の使用禁止とを混同して考え始めたことが、パニックの始まりだったと思います。 さらに、除却によってしか解決できないと決めつけたことも問題だったと思います。もし、補修で対応するということを大前提にするなら、ヒステリックな展開は異なっていたと思います。 「違法建築=危険な建物=除却」という流れが、実態にも、工学的な理屈にも、法手続きにもそぐわない形で加速してしまいました。加速させたのは、国土交通省のドタバタと一部の自治体の拙速だったと思います。それに何より、マスコミ。 1年経っても、滅茶苦茶な対応への総括や反省はなされていないように思われます。 そうした大きな混乱の中、うちの自治体は冷静でした。国の方針を守ることには優等生ですが、既存不適格の問題も、災害との異同も、除却にいたる論理についても、世の中に流布する誤った言説を否定した上で、大局的な観点から対応を実施しているように思われます。 だから、この区を信頼し、比較的、楽観的に呑気に暮らしていられるのかも知れません。 ▲ by gskay | 2006-11-24 11:31
共同通信から、記事を二つ引用します。初公判の検察側、弁護側の冒頭陳述の要旨です。詳しい報道ですが、いずれの主張も目新しいものは少ないように思います。
検察側は、「犯行」に関連する発言を、うまく拾っていると思います。ただ、確信に基づいているというより、迷った末に引き渡しに至った経緯を明らかにしているようで、検察の主張は弱いような気がします。これが、限界なのかも知れないと感じました。
一方の弁護側は、「国策捜査」、「政治的な目的」、「訴追裁量権を大きく逸脱」と少し大げさかなと思います。また、「耐震強度偽装事件は起きるべくして起きた事件」、「責任は国土交通省など行政」、「誤った制度の導入」という「事件の本質」も問題にしているようです。 いずれも、世間を騒がせた「耐震偽装事件」の本質に迫る問題かもしれませんが、問題となっている「詐欺」に対しては間接的なものです。強調すべき点を間違えると、何の裁判なのかわからなくなってしまうような気がします。
この要旨の中では、「10月28日の引き渡しを前提」とした購入者側や金融の動きに注目している点は、評価できる主張だと思います。 ただ、行政のシステムを批判しているためか、違法についての行政の処分がまごついていた点には触れられていないようです。行政の判断は、違法性の認識に重大な意味をもつ問題だと、私は思っています。どのタイミングで、どのような違法が、どのような深刻さをもつと判断されたのかという流れを、並行して検討しなくてはならないと思います。 ところで、検察側と弁護側で評価が正反対なポイントがいくつかあります。 事実に関しての問題は、どうやら、どちらも同じことを取り上げていて、その時の当人の認識を問題にしていますが、その評価が分かれています。これは、小嶋元社長が、どっちつかずだったため、どうとでもとれる発言が、いくらでも出て来てしまうからだと思います。(そういう発言が残ってしまっている点で、ダメな経営者だったのでしょうね) 次に、資金繰りについての評価が正反対です。金融機関からの借入に対してどのように対応するかという点を指摘しているのが弁護側。この返済を止めることができたかどうかが問題です。これに対し、検察側問題は、発覚後の瑕疵担保責任に対処する事で発生する損失を指摘しています。 時間的には、金融機関への決済が先にあり、それを止めるという決断ができなかったことが、悪循環のスタートになったように思われます。検察が問題視する買い戻しは、確定ではなかったし、そもそも、問題の物件の数もはっきりしていませんでした。対処方法も、あの時点では、様々な選択肢が残されていた段階でした。補強の可能性も残されていました。買い取りが唯一の方法ではありませんでした。 また、検察側に、「「解約しないといけないかな」と部下に尋ねたが「インターネット社会だからすぐに広まってしまう。当社は立ちゆかなくなる」と返答され」というくだりがあります。これは、評判が悪くなって営業が難しくなり、売れなくなることや、解約を心配してるのだろうと思います。それは、引き渡しの中止の決断をしなった経緯にはなりますが、違法物件への不適切な対応に関連づけたり、資金繰りの問題にすりかえることは難しいだろうと思います。 ▲ by gskay | 2006-10-10 11:10
住宅建築にかかわる業者は、せめて10年間の瑕疵担保責任を果たし終えるまでは消滅できない仕組みも必要だと思います。保険でカバーするにしても、業者は逃げ切れると思ってもらっては困ります。
おそらく、マンションのような共同住宅より、戸建ての方に悪質な業者が混じっているのではないかと思います。破産で清算したり、廃業することで、関係者が責任から免れる仕組みになってはならないと思います。 引用した記事では、住宅取得者の側の制度にも言及している点も注目されます。
「売り主の故意・重過失については保険になじまない」というのは、もっともなことかもしれません。しかし、住宅取得者を中心に考えるなら、それを除外してしまうと肝心な部分が抜け落ちてしまうように思います。 保険がカバーしてくれることを前提とした売り主のモラルの低下を懸念しているのだと思いますが、これは、免責することで対応するのではなく、取り締まりとの連携の強化によって対応すべきではないかと思います。 ところで、引用記事中の「支払額が多額に膨らんだ場合」というのがどういう場合なのか想像がつきませんが、何かそういう状況を具体的に想定しているということでしょうか?巨大開発や、超高層などが問題を抱えてしまう可能性も考慮に入れているのかもしれません。 これまで、住宅問題は、戸建てから、巨大開発や超高層までをひとまとめにして考えています。引用の記事でもその範囲を出ないと思います。 いまや、規模の問題は、質的な差を作っていると思います。単に大きくしただけでは済まされないと思います。 建築の制度にしても、技術にしても、建築の体制にしても、保証の仕組みにしても、規模が大きくなったことによって、質が変わっています。そうした観点からのきめ細かいアプローチを検討する余地があるように思います。 ▲ by gskay | 2006-07-21 10:38
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耐震偽装発覚から、5年。建て替えが再開発事業としてすすめられています。
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