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取材??
言わせたい事が見え見えの取材って、取材なのでしょうか?

「社長がゴルフに言っていたそうですが、どう思いますか?」

社長のプライベートに関心は、ありません。個人的な友達でもありません。どうでもいいです。

「社長について、どう思いますか?」

強引な人のようですね。でも、少なくとも、ニーズや欲求をとりあげてきた業界の改革者といっていいのではないかと思って来ました。これは、強引な人でないとできないのかもしれません。
ただ、私たちのマンションは、周囲にとって迷惑な建物ですから、そうした人たちに気を配ると、どうでしょうかね。

「姉歯さんが、業者からの圧力があったと言っていますが?」

コスト削減をめざすのは、業者にとって当然の努力で、それを違法にならないギリギリまで追求するというのは間違いではないと思います。しかし、違法にしてしまってはなりません。

「今の状況から、社長についてどう考えますか?」

こちらもこういう事情で、やらなくてはならない事があって、忙しいので、そんなことを気にかけていられません。

というような受け答えをしたかな。期待した受け答えじゃなかったのでは?頑張って、都合のいいようにつないで使うのかしら?それとも、ボツ?

そうそう、正しい答え方を、反省してみつけました。

……そのゴルフのスコアどうだったのでしょうね?こんなときだから、心底楽しめたのか心配です。それから、ゴルフ場から雲隠れというのは考えなかったのかしら?
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by gskay | 2005-11-24 21:52 | メディアの狂騒
いつになるやら
法律が想定していないケースで、どの役所も対応できないというのが、この問題の最大の問題だと考えています。

メディアの中では、悪者さがしが行われていたり、悲嘆や怒りの住民が登場しています。あるいは、補償の是非や公的資金の活用の問題が論じられています。しかし、これは、表面的なことに過ぎないようです。

悪者探しが、一番盛り上がっているような気がします。

住民の取材は、ステレオタイプなものが多く、創造的でなく、深く切り込もうというものではないように思います。

補償の是非や公的資金の活用の問題も、事の是非を表面的に論ずるに留まり、法に隙間が存在するという深刻な事態を明らかにしようという態度が感じられません。

メディアに期待される報道はできていないと感じています。少なくとも、住民が、今後の見通しを立てるのに役にたつ報道は皆無。将来、起こりうるトラブルに対する対策にも役立っていません。センセーショナルではありますが、何の建設的なメッセージも含まれていないように思います。

悪者さがしでは、大きな陰謀があると考えているかもしれませんが、そそっかしくて強引だが、実行力のある経営者が露出してきました。旧弊を改革することで成功している姿が浮き彫りになりつつあります。案外、思わぬ方向にすすむ事になるのかもしれません。そして、思わぬ方向に進むにつれ、きっと普通のメディアはさめていくことと思います。日経とテレビ東京とNHKと、経済誌、業界紙だけが残るような気がします。

気の毒な住民を描きたいのかも知れませんが、あまり多いわけではありません。もちろん、不安や怒りはあると思いますが、そこにとどまっているわけではありません。このマンションの購入者は、前向きな考えの人が多く、あれこれ対策を考えて、かえって発奮しています。本来の仕事が大切なので、最前線に立てない事を残念に思っているという風情の人が多数です。身勝手な主張をする人は少数派で、みな現実的な対応を考えています。

おそらく、今までの報道スタイルでは、取り上げにくいムーブメントとなるのではないでしょうか?逆にいえば、そこに切り込めば、「良質な報道」になるのかもしれません。記者として、未来を見通す事ができるかどうかということでしょう。

また、公的な資金についての議論は、その前に、法律の不備を検証しなくてはならないと思います。

合法的な手続きを踏みながら作られた「違法」建築の取り扱いは最大の焦点になると思います。まさか、検査機関がこんなに大きなミスをするとは!

誰も想定していなかったと思います。偽造であろうが、単純なミスであろうが、誰も想像していなかったと思います。

検査機関が検査して間違いを指摘出来なかったというミスにより、一連の「違法」な出来事が発生して来ました。検査機関は、この「違法」を防止する為の機関であったはずです。その目的が達成されていないという点を重視しなくてはいけないと思います。もちろん「違法」な設計をした責任は、設計者にあります。しかし、検査以降の「違法」な状態を、合法的なものとして認めることになってしまった根拠は、検査機関の判断に他なりません。

さらに、根深い問題があることがわかりました。これは、当面の対策に関わります。

ひとつは、住居や私有の自由を地域の安全のために制限する必要についての問題です。現状では、その判断ができないようです。もし、周囲の安全を損なっているなら、危険を取り除く手続きをしなくてはいけません。しかし、普通の状態では倒壊の恐れはなく、地震と言う特殊な状態において安全を損なう可能性があるということだけで、手続きは取れないようです。

住民の安全も配慮しなくてはいけないとは思いますが、「自由」を制限すべきかどうか断定はできないと思います。通常は安全であるが、特殊な災害時には危険な場所になるところはいくらでもあります。そこに居ることを、「自殺行為」だからやめろ!と断言する根拠がないようです。

避難、避難といいますが、建築基準法に違反する物件からの退去は、あくまで自主的なものとみなされます。実際に災害が起こって被害が出ている場合の対策や、災害が切迫して被害が予想されている場合の対策と、今回の問題を同じものにはできません。たとえ建物の使用を禁止しても、行政が受け皿を用意する根拠は、法律にはありません。まして、その禁止の命令が出ていないのですから、どうしようもありません。

また、使用を禁止し取り壊すのが適当だとしても、所有者の責任が第一であり、行政は、所有者が適切な行動をしない時に、代わりに執行することができるだけです。

合法的につくられた「違法」状態であり、地域の安全を損ない、住民の安全と財産を損なっているにもかかわらず、何もできないようです。

結局、誰の説明を聞いても、自分が「合法的」に行動する目安がみつかりません。おそらく、だれも、指示らしい指示をする資格がないため、いつになっても、公的にスケジュールが定められることはないように思われます。

そういう事情ですから、住民が行政に怒りをぶつけるのは愚かです。行政の担当者には迷惑でしょう。そういうレベルではありません。法の不備を、速やかに正すことから始めなくては、対応はできない問題です。
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by gskay | 2005-11-24 17:00 | 揺れる システム
危険を省みない勇気
今、気になっているのは、どれくらい危険かということです。

住民集会の後、隣の部屋の人と帰宅する最中のエピソードです。

隣の人が、赤信号で横断しようとしました。

「え、赤信号で渡っちゃうの?危ないよ!」
「平気だよ、もっと危ないマンションにこれから帰るんだから!」

???

実際のところ、どっちが危ないのだろう?
この危険は、自動車事故、列車事故、飛行機事故と比べてどうなのだろう?
もっと危ない建物はないのだろうか?
宝くじに当たる確率と比べたら?

そういう比較をしている人がいたら、是非、教えて下さい。

自分の安全だけを考えればいいのであれば、そういう比較があれば、納得できるかも?そんな例えで説明してくれれば、報道も、区役所もわかりやすい説明になるのに。(でも、そんなことしたら、パニックになるか……。)
でも、一戸建てと違って、倒壊すると、周りに迷惑をかけてしまうのが、気がかりです。

追記 我が家では、「新築解体パーティー」と称して、宴会を催しました。その話を、隣の人にしたら、「うちは、招待状に『ヘルメット持参で!』と書き添えているよ」とのことでした。
ここの住民たちは、職場で注目され、話題を提供しています。自虐的なネタで、盛り上がっている不心得者も居ますが、そうでもしないと、やってられません。
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by gskay | 2005-11-24 16:59 | 安全と安心
住民の集会 第二回 「買い取り? 建て替え?」
共同住宅の管理組合総会の開催は、14日前に開催が告示されているか、全員出席し同意する事が必要だそうです。まだ、入居していない人もいるので、臨時の総会と位置付けることができませんでした。

正式な管理組合の役員を選出することはできませんが、14日後の総会で正式な手続きを踏むと言う前提で、暫定の役員を選出しました。今回、過半数以上の出席者があり、全会一致で選出された役員であるので、14日後には正式な役員になると思われます。

今回出席していた住民は、基本的には、全員、「建て替え」派でした。「契約解除・売り主買い取り」派はゼロでした。「建て替え」派しか、出て来ていないということかもしれませんが。非「建て替え」は少数なので、「買い取り」派が出た場合、管理組合が買い取る事も可能ではないかという印象を受けました。

「買い取り」の請求は、本来、売り主であるヒューザーに対して行われるべきものです。しかし、報道にあるように、ヒューザーは、7棟ものマンションから請求を受けた途端、破綻すると思います。請求しても、買い取りは実現しないでしょう。

我々にとって、ヒューザーの破綻は、避けなくてはなりません。なぜなら、瑕疵担保責任を果たすことができるのは、売り主だけだからです。この点については、このマンションでは、ほぼ、全員が理解していて、わざわざ損になるようなことはしないと思います。

ところで、このマンションで「買い取り」希望者が出てしまったときは、どうすればいいのでしょうか?

破綻がみえているヒューザーに渡ってしまうと、大変なことになります。ヒューザーの資産の一部として処理されてしまうからです。決して、ヒューザーに渡らないようにしなくてはなりません。

住民の多数派としては、少数の「買い取り」派を思いとどまらせなくてはいけません。しかし、どうしてもと言う場合、占有部分だけをヒューザーに請求しててもらい、共用部分や、土地については、管理組合が買い上げておく必要があると思います。

現状では幸い、ヒューザーは、土地についての買い取りを否定しています。瑕疵があるのは建物だけだと主張しているからです。もちろん、無理のある主張です。しかし、他の住民のことを配慮して、その線で突き進んで欲しいと思います。

土地や、共用部分は、管理組合が買い取るべきです。
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by gskay | 2005-11-24 16:54 | 損害と回復
小嶋社長
ヒューザーの社長の露出が増えて来ていて、苦笑せずにはいられないコメントをしています。悪者探しの一環なのかも知れません。しかし、メディアがいくらここに切り込んでくれても、われわれにとっての解決には、無意味だと思います。

社長は、建築に関しても、教養や品性についても、決して一流と評されるような人物ではないかもしれません。そうした、世間の評価は、当たっていると思います。彼の魅力は、そんなところにはありません。

この社長は、気合いでニッチを切り開いてきた経営者で、その点を評価すべきだと思います。ニッチに集まってきた人々の欲望を集めて吸い上げ、形にしてきた。それが、彼の業績であり、魅力です。

今回の事態を切り抜ければ、彼は、以前から主張していたマンションの革命をさらに進め、大立て者になるかもしれません。彼の主張が大きく取り上げられ、コストがガラス張りになれば、マンションの値段が大きく変わるかもしれません。むしろ、コスト下げの競争をしてきた会社が生き残り、殿様商売をしてきた大きな会社が淘汰されてしまうような気がします。あるいは、コスト下げをしてきた会社が、大きな会社に侵入し、大きな会社は変身して生き残るかもしれません。

彼が言うように、広さは重要な性能です。広さを犠牲にして、内装等で値段をあげるというマンション販売は、もうやめませんか?そんな選び方も愚かではありませんか?リフォームが簡単に行える時代です。豪華な設備を誰もが欲しているわけではありません。後付けは可能です。

さらに、このようなトラブルに対する供託金や保証機関を設置し、一つ一つの物件が平等に保証されるシステムを作る必要もあるかもしれません。そうすれば、「売り主の信用」などという、曖昧なものに余計な出費を強いられる心配もありません。

とはいえ、安全と構造に関する彼の態度は、完全に失敗です。一流の専門家ではなく、担当者でもないとはいえ、責任者として見落としていたのは事実ですから。軽卒だったと思います。しかし、彼の軽卒さより、「違法な設計」を「合法」にしてしまった仕組みの方が深刻です。彼は、手続きの上では合法な「違法建築」マンションを建てて来たのですから。
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by gskay | 2005-11-24 16:50 | 揺れる システム
法律の想定していない事例
様々な意味で、法律が想定していない事例だそうです。区の説明会にでてわかりました。

まず、避難については、災害において、避難所を確保し、避難勧告をすることができるが、危険な違法建築を「災害」とみなすのは無理があり、避難所、仮設住宅というようなものを用意するのはできないということ。

そりゃそうだ。

次いで、建築基準法では、避難は任意で、建物についての禁止命令や除却命令(っていっていたのかしら)はできるが、その住民については配慮されていないのだそうだ。

へぇー。

そういうわけで、公営住宅等が規定を逸脱して提供されるというのは、かなり頑張っているということだとわかりました。

共同住宅ってものがどういうものか、よく法律では考えられていないのだと思いました。

また、国土交通省で、自治体と連絡し、足並を揃えているのは、法律に不備があるかららしいということもわかりました。

報道では、民間検査機関のあり方が問われています。それだけではなく、実は、住民の安全対策も重要な課題である事がわかった「事件」と位置付けられるのかも知れません。

さらに、違法建築が手続きの後で発覚するなんてケースも想定していないようで、私有財産との関連が複雑なようです。

勉強になります。
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by gskay | 2005-11-23 16:14 | 揺れる システム
区からの説明会
記者さんたちごめんなさい。

コメント、説明会と全然関係なかったよね。ボツにして下さい。他の住民の方々や、区の方々に迷惑だったかしら。

でも、区の部長さんは、「地域の安全確保」の責任を強調していたし、だれもそれに異論がなく、こちらも、周りへの影響を考えて困っているということを言いたかっただけです。

こんなに密集して高度に利用されている土地なので、本当に多くの人に心配をかけていると思います。

他には、具体的なスケジュールがなかったし、新しい情報もなく、その点は、がっかりしたということを答えたような気がする。

国民みんなから、注目され心配されているから、早く安定しなくてはいけないとは思っているとも言った。

将来の心配や補償のことは、先のことは、具体的なものは何も提示されなかったも同然だったので、何ともいえないって。

区で用意された住宅は、必要数の7分の1。今後、URとかから物件が提供されるらしいけれど、それは、今週中だそうです。これについては、遅いとも早いとも思わない。しかし、いつになるのかわからないのは困る。

今の生活については、快適な住まいだが、周りに迷惑や心配をかける建物にいるのが心苦しいと言ったかしら。

それから、法律上、想定されていないケースらしく、どう動いていいのか誰もわからない状況だということがわかり、今後、区と住民と連携を密にして行かなくてはいけないということが確認されたといえると思います。

今回の最大の成果は、担当の区の人の顔や声がわかったこと。議論された情報については、報道で知っているレベルで、記者さんたちより詳しいという事はないと思われます。区の担当者も、報道内容や国土交通省などからの連絡をもとにしているくらいで、大した議論にはなっていません。

拍子抜けの会議で、貴重な時間を無駄にしているかもしれないと、個人的には思いました。でも、区の人も休日返上なので、迷惑をかえていると再認識しました。

その他、画期的な要望もなかったように思われました。

今後の仮住まいの家賃等の話をはじめ金銭的な話がちらほら出ましたが、事情が事情なので、御配慮を!という程度の発言だった感じです。

質疑では、建築確認に対しての区の責任について。区に提出される概要書では構造の確認まではできないということもわかりました。区は、責任はないと断言。しかし、違法建築の適切な管理と地域の安全には、責任があることを強調していました。切り口なのでしょう。

記者さんがた、混乱させちゃった? 以上、30歳台男性からの懺悔でした。
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by gskay | 2005-11-23 15:50 | 公的対応
ガラス張り
ヒューザーを、もっと応援したい気になりました。

社長名で、ちょっと、文法的に変な手紙を頂戴しました。書き直してあげたい気持ちになりますが、少し慣れてきました。一読で意味がわかるようになってきました。

この会社の理念であるコストを下げて、広いマンションを安く提供して行こうと言う方向は、間違いではないと思います。とはいえ、その前提として、法令遵守は、当然です。

残念ながら、今回はそれが守られていませんが、その原因がどこにあるかという追求は、置いておきます。

この事件を、全く別のエポックにならないかと期待しています。

これまで、マンションの値段が、何で決まっているか、全然わかりませんでした。土地代に、建設費や諸費用があって、売り主の取り分があって値段が決まるのだろうと思います。

この値段に関し、今回、建て替えがうまく実施できる運びになったら、是非して欲しいことがあります。

それは、建設費用を、事細かに公表してして欲しいということです。

釘やネジの一本から、職人さんへの手当、お茶代などの項目まで、事細かに。ゼネコンにまるまる投げてしまうのではなく、徹底的にガラス張りにする。そのガラス張りの会計で、一体、どのようなマンションができるかということを、公開して欲しいと思います。

ヒューザーのやり方が、正しいやり方だったのか、それとも詐欺まがいであったのかは、このガラス張り経理で明らかになるでしょう。

売り主の取り分があるのは当然です。人気があるマンションを開発できれば、その部分が大きくなって当然です。値段はあがるでしょう。しかし、マンションの値段は、不思議なくらい、下方に硬直しているし、値段も企画も、どこも似たりよったり。

ヒューザーは、そこに風穴を開けているような気がして気に入っていました。

もし、公的な融資等が行われた場合、それを誠実に返済するのは当然です。さらに、今回のような社会的な影響が大きい事件で真ん中に居る場合、是非、公的な融資を透明な形で活かして欲しいと思います。

少なくとも、今回の建て直しは、費用をかけずにいかに実施できるかという点が、ヒューザーにとってのポイントであるはずです。それを達成して行く過程を、つまびらかに公開する事は、ヒューザーが目指してきた、マンションの改革に大きな一歩となると思います。そして、ヒューザー自身の中身を社会に問う事になると思います。

もちろん、この企画は、将来のヒューザーを縛ることにもなると思います。しかし、その位のことをしないと、今回の騒動をヒューザーが生き残る事は難しいのではないかと思います。

マンションの値段は、とてもいい加減なものだったと思います。ゼネコンがやっていることも、大雑把すぎたと思います。

安く仕上げなくてはいけないという至上命令がある中で、どの程度のことがやれるのかを、是非、公開実験して欲しいと思います。

もし、これで、建築のコストが世間で知られるようになれば、マンションの値段は、大きく変わり、業界の様子が一変するような気がします。いかに、大雑把な経理で値段が決まってきたかがわかると思います。

ここで明らかになった標準的なコストを基準に、今後はマンション選びができます。標準的な値段を大きく逸脱したマンションを売るには、魅力が必要であり、きっと、魅力的なマンションも増えると思います。
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by gskay | 2005-11-22 22:35 | 揺れる システム
木村建設の不渡り
きびきび働く人たちでした。現場の監督さんとは、いろいろと話をしていたので、気の毒です。

怖い感じのひとたちがダラダラと働いているという印象の現場ではありませんでした。建築は、何となくとっつきにくい人たちのものと思っていたのですが、現場は、普通の工場みたいな感じでした。それが、いけなかったのかしら。

いろいろなことに、いちいち対応が早かったので、設計変更をした時も、気持ちよく頼む事ができました。

きけば、ダラダラ仕事をすることを排除してのし上がって来た会社とのこと。コストも時間も適切に使っていたと言うことだと思います。それが、いけなかった?

これからは、ダラダラとやる会社が生き残って、こういう会社が消えてしまうのかもしれないと思います。ダラダラやる会社には、迷惑な存在ですからね。

そうそう、入居までの期間中、建築の状況が写真で、ヒューザーから送られて来ていました。その写真をみると、欠陥は、一目瞭然なのでしょうか?

というのは、うちの住民は、建築の心得のある人が何人もいます。住民でもあるヒューザーの役員さんも、一級建築士だそうです。その人たちは、そういう資料があれば、見抜く事ができたはずなのでしょうか?

私は観ていませんが、テレビで建築中の現場を取材し、「鉄筋の数がすくないですねぇ」とコメントしているのが放送されているそうですが、本当に一目瞭然なのでしょうか?

すぐにでも、崩れてしまうかもしれないというレベルの欠陥であれば、わかるかもしれませんが、地震が来て問題になるような構造の欠陥を、一目でわかるものでしょうか?

建築Gメンさんたちや、内覧に同行してくれる建築士さんは、だれか、これに気付いていましたか?

問題は、施工ではなく、やはり設計で、構造計算の不正が第一の原因で、不正な計算をもとに設計をすすめたのが第二の原因。そして、それをチェックできなかった検査が第三の原因で、それが重なってしまうと、以後は、チェック不能なのではないでしょうか?

いずれも専門家の仕事です。しかも専門家の中の専門家。専門分化が行き過ぎると、このような無責任体制ができて、隙間をついて悪さをする人が出て来るのかと思いました。

自分の仕事でも思い当たります。

ちょっと、反省モードに入って、滅入っています。
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by gskay | 2005-11-22 12:20 | 揺れる システム
7棟たてかえ
出席できなかったが、ヒューザーの説明会の内容がわかった。なるほど、すごいアイディアだ。でも、人によっては、傲慢だとか、ムシが良すぎると感じるかも知れない。

もし、7棟全部を買い上げると150億円。これでは、確実に倒産すると言う。おそらく、融資が期待できないからだ。

しかし、7棟の全立て替えなら、50億円。こちらなら、事情を考えれば、適当な融資が不可能ではない。

しかし、ヒューザーによると、「全建て替えが条件」だという。ここが曲者であるが、このアイディアの凄いところでもある。なるほど!住民からの訴訟を回避できるかもしれないという一か八かの提案というわけだ。

もし、あまりに多くの住民が買い取りを希望し、損害賠償を請求したりすれば、ヒューザーはなくなるだろう。
しかし、仮に、住民が足並をそろえる事ができて、請求が起こらなければ、ヒューザーの存続も建て替えも可能というのだ。

さらに、この建て替えについては、ヒューザー倒産の可能性を考え、ゼネコンの完成保証、公的機関の保証というバックアップ体制を組む事が可能性としてある。

残念ながら、建て替え中の補償は、あまり期待できないだろう。しかし、絶望的な提案ではない。

少なくとも、ヒューザーに賠償や買い取りを大々的に請求すると、ヒューザーは潰れる。潰れれば、請求してもほんのわずかしか得られない。

うちの住民は、この提案を了承するような気がするが、他がわからない。他のマンションに、目先の欲にとらわれる住民が少ないことを期待するしかない。被害者ぶっていれば、何か得があるのではないかという住民を、うちは、とりあえず抑えることができると思う。他のマンションにも、そうした気風が流れている事を期待したい。

法律家は、紛争を好むので、ヒューザーの提案の粗を探して、住民を揺さぶって来るだろう。市民団体とかも余計なお世話をしてきそうだ。そういう雑音が怖い。
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by gskay | 2005-11-21 22:14 | 損害と回復