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建て直しの議論
建て直しの議論が本格化しています。

3月1日の国土交通省の第14回構造計算書偽装問題対策連絡協議会の記録を見ると、

○都市機構の当面のコーディネートについて
 マンション再建について、①居住者(と地方公共団体)が民間施行を検討した後民間事業者を選定して民間事業者が施行する方式、②地方公共団体と協定を締結して都市機構がコーディネートを実施した後地方公共団体が施行(機構受託)する方式、③地方公共団体と協定を締結して都市機構がコーディネートを実施した後民間事業者を選定し民間事業者が施行する方式が想定されるが、この場合の都市機構のコーディネートについて地方公共団体との役割分担等に関する整理について説明があった。

最初に提示されたスキームがたたき台になってはいるものの、大幅に内容も姿勢も変化しているように思われます。さらに、3月15日の第15回構造計算書偽装問題対策連絡協議会では、「民間プロポーザル方式による建替え手法」がクローズアップされたとのことです。

当初、私は、自力再建派でした。ヒューザーがあてにならない以上、補償や賠償があろうがなかろうが、さっさと建て直すなり補修で解決してしまいたいという主張を支持していました。資金は、根性でクリア。しかし、こうした考えは必ずしも多数派ではなかったかも知れません。共同住宅である以上、それでは、現実的な対応とはなりません。

もし、あの時、適切な公的な対応がなかったら、その段階で止まっていたかもしれません。とりあえず、退去と仮住まいが措置されたことで、安全対策としての除却にむけて最小のタイムラグで動きはじめられたと思っています。

それでも、建て直しは全く不透明でした。むしろ、12月に発表された時点での国のスキームによる建て直しは、一方的で強制的な措置として提示されたような印象を受けました。事業の枠組みや、建て直しの内容から納得できませんでした。負担についても、承服できないと感じました。「自力再建」の方がいいかもしれないという迷いさえ生まれました。

二次試案では、建て直しの内容が具体的になり、補助の範囲が見直されるとともに、コストが見直されたことで、かなり受入れやすくなったように思われます。加えて、事業の枠組みについても柔軟になっています。

とりわけ、既存建物の水準で事業内容が検討されている点と、コストの大幅な見直しが図られている点は、私にとって受入れやすいと感じられました。

この試案が、「広くて安いマンション」の全面否定につながらなかったことに少しほっとしました。これで、「広くて安い」だけでなく、「安心なマンション」が不可能ではないという手応えを感じました。私にとっては、負担額そのものより、こちらの問題に対する執着が強かったかもしれません。

事件の本質は、構造計算のデタラメが、建築分譲されるまで気付かれなかったという点です。「広くて安い」は間接的なものにすぎません。「狭くて高い」としても、事件は発生したでしょう。事件を矮小化し、「氷山の一角」であるという現実から目を背けてはならないと同時に、問題を混同し、「広くて安いマンション」を否定してはいけないと思います。また、ヒューザーが責任を果たせず、破産手続きに進んでいるからといって、その経営と「広くて安いマンション」を同一視して否定する必要もないと思います。(と主張したところで、もはや、私は、新しいマンション選びとは無縁ですが……)

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ところで、現在、建て直しに関し、既存の仕組みを準用した補助だけが固まりつつあります。老朽化マンションなどの建て直し推進のための措置を準用するのだそうです。

この措置では、不十分だという意見もあります。とはいうものの、これ以上の資金的対応には、知事らが求めているような特別措置法が必要だと思います。これには、広く理解と賛同を得る必要があるでしょう。

また、これ以上の対応には、売り主が瑕疵担保責任を果たしていないという事情への吟味が不十分という批判もあります。公的な対応に積極的な立場からも、否定的な立場からも出ているようです。買い手が背負うべき責任があるはずだと言う主張が、建て直しと言う安全確保以上の領域に踏み込むようになって、再び強くなってきたように思われます。特別措置法について検討することを通し、関連したあらゆる問題を議論し尽くすべきだといいます。

とはいうものの、特別措置法が必要であるかどうかについて、前提となる住民の具体的な事情が検討されていないように思われます。それぞれの論者の先入観だけで論じられているように思います。今は、特別措置法は、必ずしも必要ではなく、議論しなくてはいけないタイミングではないかもしれません。

もし、既存の仕組みの準用だけで、建て直しからの脱落がないようにできるなら、当面、特別措置法は不要になります。しかし、脱落せざるを得ない人が増えれば、建て直しは頓挫し、仮住まいのままこじれてしまうかもしれません。その時には、特別措置法が必要になることも考えられます。

さしあたり、私は、長期化を避けたいと思っています。知事らも、早期に建て直しが可能になることを求めているのだと思います。これについては、二次試案で、条件が良くなって来ており、既存の制度の準用だけでも、充分となるような情勢に近付きつつあるような気がします。

年末から年頭に出された当初の試案のような事業のままであったら、受け入れは困難だったと思います。仮住まいのまま、こじれたかも知れず、特別措置法でもなければ、破綻してしまいかねませんでした。

しかし、今の条件であれば、歓迎するのは無理だとしても、受け入れ不可能ではありません。少なくとも、建て直しに関する公的な対応を拒否せざるを得ない条件ではありません。

ただ、とりあえず、特別措置法が不要になったとしても、これを下手に前例にするべきではないと思います。将来の問題については、これをきっかけに、別に論じて、より良いシステムが構築されることを願います。

まだまだ、負担のハードルは高いと感じますが、事業の見直しや、コストの見直しによるシェイプアップ次第で、事情は変わると思います。加えて、融資等の資金面での工夫などを積み重ねることにより、乗り切っていける条件も整っていくような気がします。うちのマンションでも、建て直し事業に向け、脱落する人が出ないように条件の模索が進められています。
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by gskay | 2006-03-20 17:23 | 建て直し
仕事の遅れ
毎日の仕事については、大きな穴をあけずにすんでいるようですが、自律して進めている仕事がなかなかすすみません。

生活のリズムが元にもどりつつあり、ようやく再開した仕事がいくつかあります。中断前の日付をみると見事に11月中旬です。どちらかといえば、人の役に立つのかどうかわからないような仕事ばかりで、遅れていても誰も文句は言いません。しかし、自分としては残念です。

これまでも、ダラダラとゆっくり進めてきた仕事ばかりですが、ここまで中断すると、ペースを取り戻したり、環境を再設定するのに時間がかかり、イライラします。中断前の自分のレベルを取り戻すだけで、苦労します。ダラダラしていても、中断しないで進めていることの意味を見直しました。

仮住まいへの転居や集会などの忙しさ、様々な手続きの煩わしさが、この仕事の遅れに影響しているとは思えません。元のマンションに移動する時には、こんなことはありませんでした。無役の一住民にすぎない私は、実は大して束縛されてはいません。手続きも、割とスムーズで難しいものはありませんでした。こうしたことに、時間を取られたとも思えません。

それでは、このブログ? 

確かに、最近は、目立った動きが減って、ネタが少ない。あったとしても、書きにくいことが多い。そのせいで、「負担」になっているかも? しかし、それは、仕事を本格的に再始動できるようになってからのことで、仕事が中断していた期間ではありません。あの頃の方が、簡単に更新できました。

時間ではないようです。

結局、理由らしい理由はみつかりません。漠然と何かにとらわれていて、やる気が低下していたのではないかと思います。精神的な影響などというものを認めたいとは思いませんが、やはり、仕事の遅れが示す通りだと思います。

理由らしい理由もみつからぬままですが、何となく抜け出したような気がします。

そういえば、仕事のペースが悪い時期は、生活のリズムが乱れていて、意識して早寝をこころがけていましたが、気付くと深夜という事がたびたび。今は、遅れがちな仕事のために就寝がおくれることがあるものの、無駄に起きていることがなくなりました。

仕事の再開とほぼ同時期に、運動する習慣が元に戻って来ました。ほぼ毎日、運動ができるようになりました。ようやく体重がもどりました。運動のパフォーマンスは悪いままですが、徐々に回復しています。仕事も、見通しが立って来ました。

当事者となった自分の姿を省みて、一番腹がたつのは、この仕事の遅れや、生活の乱れです。自分が、しっかりしていれば防げたことなので、ますます腹が立ちます。この事態そのものへの対処のまずさや知識不足、考え違いよりも、腹が立ちます。

ただ、この期間に、いろいろな人と知り合ったり、思いもよらないアイディアに辿り着いたりという収穫もありました。それを、次の自分に意識的に活かすことで、取り返していこうと考えています。
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by gskay | 2006-03-18 15:24 | いろいろ
UR
URは、仮住まいの提供元です。実家は、前身となる公団の分譲マンションです。その印象が強く、分譲を行っているとばかり思っていましたが、今は、分譲はしていないそうです。もっぱら、賃貸と再開発事業を行っているそうです。

公団、公社、公営と、様々な公的な住宅の供給が行われています。それぞれ目的や対象が異なっていて、それに応じてスペックや家賃なども違っており、人気も違うようです。

ところで、耐震偽装のカゲで、URおよびその前身の公団の情けない姿が問題になっていました。管理の杜撰さのみならず、かつては、事業そのものも杜撰なものがあったようです。建て直し等も、大変な状況のようです。

現在は、賃貸中心になっているとのこと。分譲の場合に生じる煩わしい問題は、新たには生じないものと思われます。

一方、再開発事業は、現在のURの大きな柱の一つとされています。そのノウハウへの期待から、私たちのマンションの建て直しを検討する役目が、国土交通省より要請されたのだと思います。

試算は、URのこれまでの実績に照らして行われているようです。最初の試案に比べ、第二次試案で随分と変わったことを不審に思わないわけではありませんが、URも、URの関連業者も、キッチリと利益を出すのが仕事なのは理解できます。それで納得できるかどうかは別として。

民間の参入も認められるようですが、民間のコンサルタントの試算との差が話題になりました。URもすかさず、第二次試案を柔軟に出してきました。その試算の前提は、どこかで聞いたことのあるような……。

どのような形で建て直しにすすむのか、様々なアイディアがあるようです。現在は、アイディアが、ようやく揃った段階なのかもしれません。

様々なプロが親身になって取り組んでくれていると思います。強権的な措置が行われているという印象はありません。むしろ、試行錯誤をしながらの模索と言う印象です。何ができるのか、多角的で徹底的な検討が行われているような気がします。将来に応用可能な経験になるのかもしれません。

時間をかければかける程、洗練された計画になっていくとは思いますが、いつまでもじっくりとやっていることが許されるような状況でもないようです。
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by gskay | 2006-03-17 17:01 | 建て直し
訴訟の継続
ヒューザーの破産管財人が、特定行政庁である自治体への損害賠償を請求する訴訟を継続することにしたようです。自治体が対応のために支出する金額を減らした上で請求するという方針も示されています。

破産手続きが開始される前のヒューザーであれば、賠償を元に瑕疵担保責任を果たす事業を行うことが出来ましたが、今は、もう破産手続きが行われているので無理です。その分の実際の事業は行政によって行われようとしています。

本来、そうした事業は、住民自身の手で行われなくてはなりません。そこを、任意代位の形で行政が肩代わりするのだそうです。必要となる費用は、住民がヒューザーから獲得した中から住民が自治体に弁済するのではなく、破産手続き中のヒューザーに自治体が直接届出て、配当受けることになるそうです。結局、行政が支出する費用は、ヒューザーが得るであろう(?)自治体からの賠償を含めた資産からの配当ということになります。

破産管財人と自治体の間では、自治体の対応のための支出と、ヒューザーの求める賠償との間のやりとりが行われているのだと想像します。一つ一つの項目について、検討が行われている事と思います。私には、報道でしか伺い知ることはできませんが……。

自治体相手の訴訟継続=社長資産7000万円−ヒューザー管財人


 耐震強度偽装事件で、マンション開発会社「ヒューザー」(東京都大田区)の破産管財人、瀬戸英雄弁護士は15日、東京都内で記者会見し、同社が東京都など18自治体を相手に約139億円の損害賠償を求めている訴訟を当面継続する考えを示した。
 同弁護士は「ヒューザーが(耐震偽装に関して)違法性を認識していたかどうか確証が持てず、現時点では訴訟を取り下げるべきではないと判断した」と述べた。
 しかし、神奈川県藤沢市については、同市が分譲マンション「グランドステージ藤沢」の解体費用を負担することを管財人と合意したため、費用分を請求額から差し引くという。
 一方、14日に東京地裁の破産開始決定を受けた小嶋進社長(52)の個人資産について、本人から、約200万円相当のゴルフ会員権1口、同社や関連会社への貸付金計約6800万円の債権があると申告を受けたことを明らかにした。 
(時事通信) - 3月15日13時1分更新

ところで、支出した自治体からの民間検査機関への損害賠償の請求は検討されているのでしょうか?支出とヒューザーへの賠償との差し引きが行われたとすると、支出された費用の回収が必要になります。それは、民間検査機関の責任に及ぶのではないかと、私は思います。

そういう責任についての規定が曖昧だというのが、このように問題が深刻になった原因なので、どう処理されるのかわかりません。また、事業の展開の仕方次第で、支出の位置づけも変わると予想され、複雑だと思います。
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by gskay | 2006-03-16 17:08 | 損害と回復
売り手の保険/買い手の保険
ヒューザーや小嶋社長は、瑕疵担保責任を果たすことはできませんでした。しかも、保険に入っていなかったのが、致命的でした。でも、逃げてはいません。イマイチ、悪徳だと憎めない理由です。

ところで、現状では、売り主の保険の仕組みは下手につくると、悪徳な業者にとっては好都合です。デタラメな建築をし、代金を懐に入れ、問題がバレたら倒産し、保険の支払いで辻褄をあわせるという環境ができてしまうのではないかと思います。

この仕組みは、買い手を金銭面から納得させることはできると思います。それはそれで大事なことです。

しかし、悪徳業者は減らないような気がします。危険な建築も減りません。デタラメな建築が、安易に作られ、安全を損なうことになりかねないと思います。どうせ保険がどうにかすると、売り手も買い手もいい加減になるような気がします。

住宅売り主への保険義務化見送り 耐震偽装巡り国交省


2006年03月14日20時24分

 耐震強度偽装事件に伴い、住宅販売業者らに新たな保険制度への加入を義務づける対策が浮上したが、国土交通省は14日までに、関連法の改正案の今国会への提出を見送った。

 業者が保険に入るだけでは十分な補償ができない恐れがあるなど、課題が多いためだ。国交省は当面、業者が任意で入れる瑕疵(かし)担保保険への加入状況を顧客に示させる方針。

 新保険制度について、損保業界は、悪質な工事を助長しないため故意や重大な過失には保険金を支払わない姿勢を崩していない。また、加入を義務化すれば大量の審査が集中するため、適正な保険の運営が難しい、などの問題点がある。

 損保業界は、建設・住宅業界で共同基金を設け、保険で対応できない事故は基金で救済することを提案している。地震保険のように、政府が再保険を受け入れることなども訴えている。国交省はこれらの案を含め、検討を続ける。

金銭的にリスクがないからといってデタラメな建物を購入しても平気になるような仕組みは危険です。「保険がかかっているので、もし瑕疵があっても平気ですよ」といううたい文句で販売が可能になります。その結果、デタラメな建物でも平気で購入する人を増やし、デタラメな建物を増やすことになると思います。

仮にこのような保険を作るなら、検査のシステムがもっと充実していなくてはいけません。しかし、その検査が体制的にも技術的にも困難に直面しています。この保険があっても、危険な建物の建築も、危険な建物の売買も減らすことはできません。むしろ増えるかもしれません。バレなければいいし、バレても平気だからです。

また、会社までしか責任追及できない体制も困ります。経営者や従業員の責任を追及できる制度も必要です。保険会社からの責任追及に限界があるのなら、会社が隠れ蓑になります。そして、そうしたリスクが保険料にはねかえるだけとなり、買い手の負担を増やすのみならず、街を危なくすることになります。

いずれにせよ、保険は、買い手の側にたち、業者や計画を評価して保険料を決めるような仕組みでなくてはならないと思います。保険を業者が斡旋するにしても、買い手が個別に加入する保険であるべきだと思います。

保険料が高いということは、リスクが高いと言うことであり、購入を踏み止まる可能性があります。逆に、業者は保険料が安く済むような努力をしなければ、販売ができなくなります。

瑕疵担保保険に入っているからといって、デタラメな物件でも、安易に購入に踏み切れるような仕組みであってはなりません。優良な物件でないと、売れないと言う仕組みにしなくてはならないと思います。
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by gskay | 2006-03-15 18:23 | 揺れる システム
小嶋社長の破産手続き
そのような動きを知りませんでした。小嶋社長の個人に対する申し立てが行われていたようです。会社に対する連帯保証債務だそうです。

小嶋社長の破産手続き開始=マンション住民が申し立て−耐震強度偽装・東京地裁


 耐震強度偽装事件をめぐり、東京地裁(西謙二裁判長)は14日、マンション開発会社「ヒューザー」(東京都)の小嶋進社長(52)について、「会社の連帯保証債務の支払い能力がない」として破産手続き開始を決定した。
 破産管財人には瀬戸英雄弁護士を選任。旧破産法上の債権者集会に当たる財産状況報告集会は、すでに破産手続きが開始されたヒューザーと同じ9月13日に同地裁で開かれる。
 偽装が発覚したマンション「グランドステージ住吉」(東京都江東区)の住民3人が2月23日、申し立てていた。 
(時事通信) - 3月14日20時0分更新

そんな債務が社長にあったとは、不勉強で知りませんでした。

債務に関しては、ヒューザーという法人には目が向いていました。しかし、連帯保証というの考えは、私は、全然考えていませんでした。不覚でした。

経営への小嶋社長の責任は重要だと考えていましたが、債務に関しては、切り離して考えていました。そういう実態があったというのは、意外です。改めて、そんな経営だったということを知りました。と同時に、意図をもって一連の出来事を仕組んでいるなら愚かなことだと思います。

ヒューザーの破産も、小嶋社長の破産も、大きく損失を回収するというより、小刻みに少しでも回収すると言う手間を惜しまない努力が必要な気がします。これについては、面倒でも、頑張ります。

当面は、木村建設に対する届出が今月末です。
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by gskay | 2006-03-14 23:59 | 損害と回復
仮住まい生活(続)
仮住まいのURの団地は、慣れると便利です。

スーパーマーケットと本屋には雨に濡れずに行けます。でも、コンビニはやや遠く、飲食店はわずかです。

郵便受けは、チラシがとても多く、不要なチラシを入れる箱が置いてあって、そこに入れればいいだけですが、何だかねぇ。マンションの宣伝が多く、毎週、同じ物件が印刷されているような気がします。リサイクルしているのかしら?それと引越屋さんに廃品回収。なぜか、探偵社のチラシも多い。健康食品に、いろいろな団体への勧誘。

宅配ボックスがないのは不便。でも、不在にしていても、電話をすると、すぐに配達してくれます。

賃貸物件で出入りが激しいのか、それとも、単に規模のせいか、毎週末に引越風景を見かけます。

エレベーターは、内装が少し痛んでいるものの、とにかく、速い。大きい建物なのに、ほとんど混んでいないのが意外。もっと、待たされるかと思っていました。スピードという性能と、数の威力?単に、生活パターンのせい?

ゴミの集積所が凄いです。これだけの規模になると、こんなになるのかとビックリしました。分別が悪い人が若干いるようです。

負けずに凄いのが、自転車置き場です。壮観です。ママチャリに混じって、憧れてしまうような自転車も置かれています。ただ、ほこりを被っている自転車も、チラホラ。置き去りにされているのかも知れません。

公営プールが近くなりました。これは、喜びです。フィットネスクラブも近接していますが、公営プール派です。時間によっては混みます。でも、ピークを外すと、心配になるくらいの利用者数です。

銭湯が近くにあります。昔ながらの街並に暮らす人と、巨大な団地に住む人がいる街のようです。それに加えて小さいマンションが点々。団地には、URの他、民間の区画と、都の公社の区画があります。引っ越してくるまで、そんな違いがあったとは知りませんでした。再開発は、今でも進行中です。

ところで、私が仮住まいしているURの区画には、空室がかなりあるようです。築15年くらいなので、中途半端なのかもしれません。ちなみに、周りの民間の物件と比べても、手頃な感じは全然しない家賃です。私は、こういう状況でなければ、住む事はなかっただろうと思います。

元のマンションの方は、立ち入りできないように囲われたそうです。まだ、見ていませんが。前を通った家内の携帯からメールが届きました。
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by gskay | 2006-03-13 15:45 | 仮住まい
「予定価格が安すぎる」
病院というところは、頑丈に出来ているのかと思っていました。古い建物なのでしょうか?病棟もあるようで、報道されている通りの数値であるとしたら大変なことではないかと思います。

静岡県は耐震に前向きで先進的なところで、学校等の公共施設についても、網羅的に調べて対策に取り組んでいるところで、唸るような数字もたくさん出しています。おそらく、発表する側も、それを受け取る側も、よくわかっているから冷静なのではないかと想像します。

静岡以外でも問題が出て来ることを覚悟しておかなくてはなりません。その場合は、適切な対応になることを願います。

県西部浜松医療センター工事:「予定価格安すぎる」全業者が入札辞退、延期に /静岡


 浜松市が9日に予定していた県西部浜松医療センター(同市富塚町)の地震対策工事の一般競争入札で、「予定価格が安すぎる」などとして参加予定の業者がすべて辞退したため、入札が延期に追い込まれた。業者側が落札額をつり上げる談合事件は頻発しているが、逆に市の示す最高額が低すぎて応札の手が挙がらない事態は珍しい。
 同センター1号館・2号館の耐震強度は基準の1・0を大幅に下回る0・26と0・53で、相当の補強が必要とされている。工事は業務を続けながら耐震化する工法で、都内の設計事務所の見積もりによる予定価格は29億4060万円だった。
 2月14日に公告された入札には、当初大手業者を中心とした4グループが参加する予定だったが、8〜9日に全グループが辞退を申し出た。うち一部の業者は「価格が安すぎてできない」と説明したという。同市公共建築課は「こちらの見積もりが不十分だったのかもしれない。場合によっては補正予算も考えなければならない」と話している。【稲生陽】

3月11日朝刊
(毎日新聞) - 3月11日14時1分更新

予算に関しては、様々な措置が講じられているので、悪いようにはならないと思います。「予定価格が安すぎる」という判断は、市場の原理からの反応なのだろうと思います。本当に安すぎるのか、耐震工事ブーム到来を予期しての判断なのかというような部分に興味がわきます。
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by gskay | 2006-03-11 19:00 | 揺れる システム
仮住まい生活
仮住まいに引っ越しため、処分した家財道具あった一方、新たに用意したものもあります。

電子レンジ:
システムキッチンにビルトインされていて、結局、そのまま置いて来ることに。このため、購入。回る安いのにするか、回らない高いのにするか悩んだ末、回らないやつに。

テレビ:
大画面は邪魔ということで、親戚に送りつけたところ、喜ばれる。テレビは要らないかと思っていたが、朝の天気予報などのために、小さめの液晶テレビを購入。オリンピックで活躍するも、また、天気予報専用に。

炊飯器:
それまで、直火で、釜で炊いていたが、キッチンのスペースの関係で、電気炊飯器に変更。

キッチンの水回り品、収納関係:
いちいち、サイズがあわず、いろいろと購入。

トイレのマット等:
心機一転。

室内の洗濯物干し:
浴室乾燥もあるが、浴室が狭いのでイマイチ。日当たり良好の上、窓が広いせいか、室内に干すと、すばらしく良く乾く。

自転車:
結局、今までの駅を使う事に。近くの駅は、乗り換え不便で、イマイチ。これまでの駅まで歩いた方が早い。でも、やや遠い。そこで、自転車。駅にある区の駐輪場にも登録。自転車で走り回ると結構面白い街。

ということで、引越の他に、多少の出費がありました。手許から無くなったものは、仕方がないものの、試しに計算したら、久しぶりに腹が立ちました。確定申告のついでに、ちょっと計算してみました。

ところで、なぜか、例年に比べ、懐がさびしくないという意外な状況です。まとまった出費があったり、負担が増えているのに不思議です。なぜかと考えたら、飲みに行く機会が減ったからでした。

このゆとりは、無役の一住民だからだと思います。折衝に飛び回っている役員さんたちは、経費がかかっていて大変ではないかと想像します。一応、対策委員会の会計から経費が出る事になってはいるものの、充分であるか心配です。

ようやく、精神的にも時間的にもゆとりが出て来たので、また、飲み歩く生活を再開してもいいのですが、その前に、体重です。やっと、毎日運動できる生活を取り返したところです。

ぼちぼちと、不義理にしているおつきあいを再開しようと思います。
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by gskay | 2006-03-10 17:00 | 仮住まい
取り締まりと確認
建築確認は許可ではないから、見落としの責任は問えない。……ということは、いくら見落としても平気?

この事件における建築確認の責任について、警察の取り締まりになぞらえて、責任はないという議論を聞きます。確かに、たとえ違反が原因の事故で被害が出ても、警察の取り締まりが不十分だったのがいけないとはいえません。

しかし、私は、建築確認を違反の取り締まりと同じと考える発想に疑問を感じます。

建築確認は、適法であることや、違法でないことを確認する業務だと思います。建築確認は、専門家によるダブルチェックです。また、全数を事前に検査しています。これは、違法を摘発する取り締まりとは異なる業務です。

あやふやなイメージですが、スピード違反になぞらえると、運転手が設計で、スピードを制限内にして走らなくてはなりません。建築確認は、その運転手の脇にいて、スピード違反がないことをダブルチェックする係。外からスピード違反を見張る警察は別です。(実際の運転には、ダブルチェックの係はいないので、かえってわかりにくい?)

あるいは、薬品を用意する看護師が設計で、それをダブルチェックしサインする看護師が建築確認。事後に取り締まりのための再検査をしたりミスを調査がありますが、薬品を用意した看護師とも、ダブルチェックした看護師とも別の人によって行われます。

責任でいえば、運転手や薬品を用意した看護師が一番重い。でも、ダブルチェック係も責任を負うべき取り締まられる側です。

現状では、建築については、ダブルチェックの係も、取り締まり役も、特定行政庁が行うことになっていて独立していません。これが、混乱の原因です。それに、検査の能力の問題が加わって、複雑になっています。

解釈には幅があるようです。これまでの建築確認について、ダブルチェックを否定し、取り締まりの発想のみを重視すると、イーホームズの主張のようになると思います。ただ、全数の事前のチェックなので、どうでしょう?

一方、ダブルチェックの発想を重視すると、特定行政庁を訴えているヒューザーやビジネスホテルの主張のようになると思います。

また、確認申請する建築主をどのように位置付けるのかという問題も幅があるようです。設計事務所に設計図を用意させ、建築確認でダブルチェックをさせたと考えると、被害者です。しかし、建築主は、正しい設計図を用意する側だという立場を重視すると、設計事務所には文句は言えると思いますが、ダブルチェックの不具合については被害者の立場ではありません。

この辺りの前提が曖昧に放置されている限り、それぞれの立場にたつ主張は、平行線を辿り、不毛な議論になると思います。何となく、限界が、私にもおぼろげに見えて来たような気がします。
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by gskay | 2006-03-09 12:15 | 揺れる システム