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再開発事業
現在、再開発の手続きが進行中です。他の建て替えとなった耐震偽装関連のマンションとは異なる法律的な枠組みを手法として用いています。単独の建て替えに比べて、時間がかかっているという点について、不安や不満がないわけではないと思います。ただ、我が家に関しては、「公共性」というキーワードがあると納得してしまいます。

都市の土地利用について、「細切れ」状態が、高度な利用の妨げになってきたことは間違いないと思います。そういう「細切れ」により発生した形が悪い土地に、うちのマンションはつくられました。他の活用法が見当たらなかったのだと思います。しかも、ヒューザーの間取りが、たまたま、ぴったりとフィットだったし。そこに、件の元建築士の関わる余地ができてしまって、この始末ですが……。

この因果関係には必然はありません。しかし、もし、「細切れ」を放置していなければ、うちのマンションが作られることはなかったと思います。

現在、土地の利用に関する同意が済んだところです。この同意は、所有者である住民や共同化する土地の所有者の同意だけでなく、抵当をつけている金融機関などの同意も必要になるとのことです。再開発の事務局が、金融機関から同意書をとってくれるということです。

再開発には、「第1種市街地再開発事業(権利変換方式)」「第2種市街地再開発事業(用地買収方式)」の2種類があるそうです。「第2種」については、大規模で権利者の調整が難しいケースなどで、土地収用の権限を事業者にもたせた事業で、公共団体などが行うもので、個人や組合は実施できないそうです。われわれのケースは、規模的にも目的についても「第2種」が適用されるケースではありませんが、すでに合意が済んでいて、「第1種」で着々と進んでいます。

再開発としては、とても順調ということです。これは、他とは比較できない耐震偽装という特殊な事情を抱えていて、権利の調整がミニマムになっているからだと思います。

逆にいえば、再開発は、権利の調整が複雑であるために、なかなか推進できないというのが実情ではないかと思います。都市の土地利用について、根本的なところから考え直さなくてはいけないように思います。
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by gskay | 2008-04-30 10:47 | 建て直し
補選結果
耐震偽装発覚当時の国土交通省住宅局長は、もし、耐震偽装の後始末において堂々と業績を誇れるような判断をしていたなら、それが選挙運動のためのメリットになり、個人的な得票を増やし、逆転は可能はゼロではなかったと思います。

山口2区という選挙区では、2005年の郵政選挙では、自民党候補が勝っています。とはいうものの、今回の補選で復活した民主党候補は、2005年の落選時も、2003年、2000年の自身の当選時の得票に比べて著しく票を減らしているわけではありません。

一方、今回の自民党の得票は、2005年に比べれば減っているものの、2003年、2000年に比べて減っている訳ではないようです。

郵政選挙で、自民党候補に勝利をもたらした票が、今回は、自民党に流れなかったというだけで、自民党の党勢が衰えたと考えるのは、誤りではないかと思います。

勝負を制した野党側が、さらに気勢を上げるのは結構なことだと思いますが、マスコミの論評は、第三者の分析として疑問を感じます。

選挙の結果は、自民党の負けですが、政治的な問題に民意が示されたと考えられるほど、単純な結果ではないように思います。

自民党が、この政治状況下のこの候補で票を減らさなかったというのは、当選には届かないものの基盤はしっかりとしているということではないかと思います。

一方、政治的状況が不利とはいえ、この候補個人の力による得票の増加はなかったと考えざるをえません。候補の人選が適切であったとはいえず、そこから見直すべきではないかと思います。

仮に、このまま基礎的な票は変わらないとして、この選挙区での基盤となる票は、民主党有利。そこに、どちらがどれだけ票を増やすかが勝負のポイントになります。自民党としては、政治状況という要素も考慮しなくてはいけないと思いますが、この候補では、次の総選挙も苦しいと判断するのが妥当だろうと思います。

1回目の選挙では、落選覚悟で顔と名前を浸透させることに専念し、次の選挙で勝負するというやり方もあると思いますが、この候補に関してはどうでしょう?

とりあえず、この候補がどのような主張をしていたかということや、どのような経歴であるかということについては、ここで取り上げる気もおきません。
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by gskay | 2008-04-28 10:11 | 政治と役所と業界
補欠選挙
補欠選挙によって、有権者の現在の国政への考えが明らかになると言われていますが、それが明らかになったところで、議会内での勢力については、あまり変動はないのではないかと思います。

勝ち負けがはっきりするので、メディアは関心を持つかもしれませんが、果たしてどれだけの意味があるのか疑問に思っています。遠くの選挙区での出来事であり、関心を強く寄せることは難しいと感じていますが、細かい事情はわからないにしても、単純な勝ち負けだったらわかりやすいのは確かだと思います。

今度の山口2区の補選では、衆参の与野党のねじれの中の選挙として注目されているようですが、私は、異なる関心を持っています。耐震偽装の発覚や後始末に関わった国土交通省の官僚が選挙に出ているというところに目がいってしまいます。

昨年の札幌市長選挙では、当時の国土交通省技監が出馬し落選しています。参議院選挙では、当時の事務次官が比例代表で自民党から出馬し当選しています。

それに続く、当時の住宅局長の出馬ということになります。

耐震偽装に関連し、発覚や公表、事後の対応についての責任者であった人物です。

混乱や対応策の乱れがあり、それが尾を引いていることを考えると、複雑な気持ちになります。

事務次官の参議院選挙の時も同じように考えたのですが、当時の反省に基づいてしっかりと取り組もうとしているなら是ですが、うやむやにしようとしているなら非です。参議院議員になった事務次官は、私にとっては非でしたが、参議院での活躍を始めておられるようです。
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by gskay | 2008-04-16 10:47 | 政治と役所と業界