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久しぶりの更新
長らく更新をしていなかったのは、耐震偽装に関して何か特別なことがあったわけでも、仕事上の問題でもなく、家族に不幸があったためです。心配させたままで、結末をみてもらえなかったことは残念です。住民の総意と、区の熱意、それに再開発による共同化のパートナーとなる企業の理解と、近隣の協力が実って、ようやく着工したところなのに……。

耐震偽装に巻き込まれたからと言っても、経済的なことについては何とでもなると、楽観してくれていました。はじめは、世間を騒がすような事件に巻き込まれたことを、「不注意だ」と怒っていました。しかし、途中からは、建築の仕組み自体に問題があり、とりわけ、国の制度がデタラメであるということに、私と一緒に怒ってくれていました。マスコミの軽薄さにも、あきれていました。

進歩する技術の足を引っ張るような国の姿勢を嘆き、日本の将来を憂いていました。官僚の能力の陳腐化は、教育の現場や内容の問題というより、教育に対する国民や国の姿勢の問題だろうと憤っていました。教育を若者の問題だと考えることで、大きな間違いをおかすことになると嘆いていました。

建築だけでなく、技術とか知識が要求される分野の多くが、非常に冷遇されているという現状を何とかしなくてはいけないということを、療養を通して改めて感じさせられました。

しばらくは、良い方向には行かないかもしれません。

それでも、しっかりとした考えの人が少なくないので、いつまでも冷遇に甘んじることなく、そうした人たちがしかるべき形で活躍できる日が必ず来ると思います。

そういう日を信じることができるし、それを担うことができる人材がいることを知っているのは、良い教育環境で育てられたおかげだと感謝しています。
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by gskay | 2009-09-27 00:28 | 反省とまとめ