木村建設への届出債権
引用した記事は古くなりましたが、この記事の内容については、木村建設管財人から10月25日付の通知を郵便で受け取りました。
うちの場合、施工の欠陥が明らかにされている訳ではありません。建築確認されている設計通りの施工にすぎず、その後の検査にも合格しています。違法建築を作ったという責任が施工にあるかという点については、管財人の対場からは否定する判断が下されました。 施工に違法建築の責任がないと裁判で決定された訳ではないので、異議があるなら査定の申し立てなどが必要です。その場合、建築確認されているからと言って違法な設計によって建築を進めて良いのか、あるいは、完成後の検査に合格しているから適法な施工であったと言えるのかという観点から争う事になるのかと思います。 ただ、そのようなことに力を傾けるべきかは疑問です。どうみても明らかな欠陥工事があったとしても、施工の責任を問うのは困難であるという現状があります。明らかな欠陥によって不都合が生じ、実際の居住に苦しんでいる人たちさえ救われない仕組みしかありません。責任を問おうにも、その責任が曖昧でどうしようもありません。 まして、住むだけだったら別に困っていなかったのに、「違法建築」と言うことで巻き込まれてしまった我々の場合、木村建設にどんな責任を問えばいいのか難しい問題です。 とりあえず、検査によって適法とされている限り、施工の責任を問う事はできないというのが、管財人の考えの基にあるように思います。裏返すと、適法でない建物を施工者が作ってしまっても、検査に合格すれば良いという発想があるように思われます。
by gskay
| 2006-10-30 23:15
| 損害と回復
|
耐震偽装発覚から、5年。建て替えが再開発事業としてすすめられています。
以前の記事 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 うちの部屋 検索 カテゴリ その他のジャンル ファン 記事ランキング ブログジャンル 画像一覧 |
ファン申請 |
||